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釜山紀行(1)안녕 부산!

2020/1/15 23:16

旅行2週間前、夜中。

【LINE】
Minami: 25日〜28日空いてない?
Nagisa: 空いてる!
Minami: え!釜山行こ!
Nagisa: え!最高行こ!

神的なテンポの良さで、あっさり決まった姉妹の釜山旅。

"あ、ここ好きだ。"
金海空港到着してすぐに、そう思った。私は、新しい場所に旅をするとき大抵は空港で"この土地が自分にしっくりくるのか。"を感じる。"私、ソウルより釜山が好きだわ〜"と言うと、"まだ空港だけじゃん!"と妹は言ったけれど結局旅の最後までこの感想は変わらなかった。体感はほとんどの場合、外れない。

今回の旅。私はちょっとだけ緊張していた。理由は、言語。今回は英語を封印しよう、韓国語だけで旅をしたい!って思っていたから。(結局2回使ったけれど。)

仕事を始めてからというもの心と身体の余裕が全くなく、韓国語の勉強はほとんど出来ていなかった。勉強する余裕と環境を整えてやっと本腰を入れて勉強を始めることが出来たのが、10月だった。だから、まだ習いたてホヤホヤの韓国語。

【第一関門】WiFiを借りる。
→クリア!
日本語対応がなかったけど、必死に覚えて韓国語で無事にWiFiを借りることが出来た!そしてお兄さんとちょっと会話も出来た!

嬉しくて、妹とハイタッチ。初めてのおつかい気分。

【第二関門】交通カードを買う、電車に乗る
→クリア!
コンビニの店員さんと、通行人と会話。

言語を習って、使うってこんなに楽しいんだ〜〜〜!!言語学習初期段階のこの感覚を久しぶりに感じて、なんだか若返った気分になった。

ゲストハウスにチャックインを済ませると、もう夕方だった。その日は、12月25日。カップルで溢れるクリスマスの街に繰り出した。観光客はほとんどいなくて、どっぷり韓国語に浸り幸せを感じた。

"엄마~~ 반지가 있잖아~"(ママ、指輪あるじゃーん!)

小さな男の子が指差しながら、お母さんに言ったこの言葉が今もしっかり記憶に残ってる。

何気ない一コマも愛おしい。

この雰囲気がたまらないな〜。"어서오세요~"(いらっしゃいませ〜)の言い方が、なんだか暖かくて。どのお店の人もフレンドリーで楽しくなっちゃう。

私が大好きなソジュ(소주)!!会いたかったよ〜!!アルコール感強めで、スッキリしてる소주。韓国料理の味を邪魔せず、引き立てるお酒。フルーツ味も飲んだことがあるけど、やっぱり普通のが一番。このスープとトッポギ(떡볶이)も最高だった。

짱…!!!!
호떡!!

歩いてたらたまたま見つけた高台からの夜景。(용두산 공원)可愛らしいカップルをみて、気分がほっこりしたな〜。私と妹は随分興奮気味だったと思う。何より、人間観察が本当に楽しくて、ずっと二人で"不思議だねー"って言い合ってた。見た目は日本人と大きくは変わらないのに、行動や仕草、服装そして何より言語が違う事。近いのに、遠い。そんな違いが病みつきになる理由だよね。

続く。

Minami




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