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「オフライン」の心で「オンライン」

考え方がまるで違う4人。

現在生きている場所も、環境も、全く違う、そんな人々。

でもね、オンラインになってよかったこと、それは、みんなが違う場所に立っているからこそ見える世界が違うの。

そんな4人とオンライン通話をした。

もちろん私はビールさんを隣に添えて。

それらの立場に同意できるかって言われると、そうとも言い切れないけど、でもね、「知らない世界を教えてくれてありがとう!」くらいの心意気で接してればストレスフリーで対応できる。

面白おかしく世界情勢について言い合ったり、コロナさんの影響でこんなに価値観変わったんだよ、って報告しあったり。

かなり楽観的に考えすぎかもしれない、

これからの未来、必ず生き残っているのは、安倍さんよりも私たちなのに、なぜか微妙に他人事。

なんでなんだろう、と私は考えた。

一つは、あまりにも大変動の最中にいるのに、おうちにいることが最大限の社会貢献であることに大学生なりの焦ったさを感じているから。

もう一つは、20代という貴重な時間をこんなにも取られて、夢破れかけの私たちはどう対応すればいいかわからないから。

お先真っ暗のこれからから現実逃避したいっていうのもあるよね、

あとは、私たちがまだ社会人じゃないから、有耶無耶なことをまた言っていられるのかもしれない。

でもそんな私たちの中でも、2年上の彼は先を見据えてこう言った。

「もう5、6年先、何が原因で戦争が起こるかも予想できない時代だから。やろうやろうって後回ししてきたことがただでさえできない時代に今差し掛かっているから。だからこそ、今、自分は何したい?を考えるのが大事だよね」

もちろん、ここでいう今は "right now" ではなく、大学を休学するだの、就職ではなく大学院にいく、など、人生に関わる決断のこと。

目まぐるしく状況が変わり、常識が常識ではなくなり、新しい価値観だと思っていたものがいつの間にか古い考え方として捉えられてしまう、そんな時代を私たちの世代はこれからも生きていかねばならない。

情報が錯乱する時代の中、結局頼りになるのは自身の信念と志なのだろう。

「オンライン」と「オフライン」という二つの世界が交わる中、私たちは、どこかで自分の世界を確立しなければならない。きっと、その時に重要になるのが、あなたが家と定義できる場所。もちろん、場所は2Dでも3Dでも、一人部屋でも、愛する人と暮らす家でもどこだっていい。

でも忘れてはいけないのは、私たちは社会の一員でもあること。ある程度、規律と規範に沿った生活をしないと、生活の地盤が緩んでしまうこと。

まあ、社会で通じている一般論が "一般"じゃなくなったらその時点で社会機能が堕ちていくから、結局、人間ってなんなの、って感じなんだけど。

あ〜あ、なんて便利すぎる時代に生まれてきてしまったのだろう。

これからも、見えない試練にがむしゃらに立ち向かってかねばならないのは気が重い、し、だったら、「今」は、私たちが背負う「未来」よりは、融通の効く時代なのだから、安倍さん、いや、とにかく今、知見と経験のある方には一切の邪悪な魂胆を捨てて、尽力していただきたい。

人間、まだまだやれるって証明してよね、人生の先輩さんたち。


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