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【読書記録】NO RULES

ビジネス書を全然読まない私がこんな本に手を伸ばすなんて。
どれだけNetflixが好きなんだ。

Netflixは世界一「自由」らしい。
休暇規定がないらしい。
経費の事前申請もいらないらしい。

そのためには「能力密度」を高めるらしい。

学校なんかでも進学校ほど制服がなかったり、校則がなかったりするところがある。
これといった「校則」はないけれど、暗黙の了解というか、
「自分たちでどうすべきか考えてね」という空気があるとか。

そういえば、子どもたちが通っていた幼稚園は自由な雰囲気が売りだったが、
お手紙の最後に「〇〇幼稚園の保護者らしい品位のある行動をお願いします」と書かれていた。ピリッとくる言葉だった。

ネットフリックスでは、休暇規定もないし、経費の事前申請も必要でなく、
必要だと思うこと、会社に最善だと思うことを考えて行動すること、という大前提の元に行動する。経費の事前申請はなくても万が一、それが会社の不利益になるような「ズル」をしていることが発覚した場合、容赦無く解雇される。
「能力密度」を高める…つまり自分で考え、行動できる優秀な人間ばかりを集めればいちいち細いルールなど必要ないのだそうだ。

少数の会社ならばそれも可能だろう、と思う。
フットワーク軽く、個々が自分で判断されることを求められる。
しかし、今や世界中に支社を持つ大企業でそれを実現してるっていうのが…すごいんだろうな。

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