【読書の思い出】ONE PIECEはやはり凄い

長兄が実家に越すことになり、
実家に長兄の部屋ができた。
この長兄、子どもに大人気で、我が家の子どもたちはいつの間にか
おじちゃんに会うために私の実家に帰るようになった。
特に息子はおじちゃんが大好きで、ぴったりついて離れない。
（顔も何だか似ている）
一度、私の過去の恋愛を長兄が息子に話すもんだから、
兄に釘を刺すハメになった。
やめてくれ、私の過去の恋愛は家族の前（特に夫）では「ないもの」にしてるのだから。笑

そんな長兄の部屋が、最近は息子のお気に入りである。
実家でゲームをすることをストップされると、
おじちゃんの部屋へ行く。
そこに「ワンピース」全巻があったので、
息子に薦めてみる。（兄のおらぬ間に）
妹とは大体勝手なもので、というかうちの長兄は
何をしても怒らないので、
兄の部屋に勝手に入り、本棚の漫画を息子に貸し出すという所業に出る。
漫画といえばコナンしか読んでこなかった息子だが、
やっぱりワンピースは凄い。
一巻ですぐさまハマった模様で、
実家にいる間、おじちゃんとゲームをするとき以外は
ずっと「ワンピース」を読んでいた。

いや、泣けるよね。
息子が読み始めたあたりは、私も実家にいて、
兄の部屋でそれらを読んでいたため
話が盛り上がる。
サブキャラ好きの息子はルフィではなく、
ゾロかサンジが好きらしいが、
サンジの女好きなところが好きになれないらしく
今のところゾロ推しらしい。
ま、これからどんどんキャラが増えるけどね。

ONE PIECE 102 (ジャンプコミックス)

しばらく読まないうちに、100巻ごえのワンピース。
息子が読み始めたのを機に、私も読み直そうかなと思う。

手始めにチョッパーが仲間になったところを読み直し。

ONE PIECE モノクロ版 16 (ジャンプコミックスDIGITAL)

いやあ、やっぱり泣ける。
息子に、「チョッパーが仲間になったくだり、泣けるやろ？」
「それとも、ナミが仲間になったとことか？」
「ゾロが『二度と負けない！』て誓うとことかどう？」
泣くことを前提にしつこく話しかける。
Dr.ヒルルクのあたりで鼻を啜りながら
「うーん、ま、泣けるかな？」とクールに答える息子。
そうやろそうやろ？（かなりウザい）

人はいつ死ぬと思う…？
心臓をピストルで撃ち抜かれた時…違う
不治の病に冒された時…違う
猛毒キノコスープを飲んだ時…違う！！！
人に忘れられた時さ…！！！

ワンピース16巻より

少女漫画も嗜んできた私だけれど、少年漫画もそれなりに嗜んできた私。
少年漫画のアツさというのは凄いなあと思う。
まっすぐというか、暑苦しいというか…
醒めてみられがちな私だけど、
そんなわけで、
少年漫画の魂は持っているはず、と
自負している。