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NYで窓用エアコンを取り付けた話

ニューヨークに来て驚いたことの一つが、エアコンが部屋に付いていないことでした。しかも、窓に挟み込むタイプが主流
5月以降は20度を超える日が増え、エアコンがないと何となくつらい気候に…。我が家も5月上旬にエアコンを取り付けました。取り付けにあたり、サイズやパワーなど地味に迷うことが多かったので記録に残しておきます。


■エアコン取り付け方法

中古で購入

5月は大学の卒業シーズンということもあり、日本でいう"ジモティ"のようなサイトや旦那の学校のグループチャットには、中古エアコンがたくさん出品されていました。我が家は、中古品引き取りの手間を考え、同じマンションの方から購入しました。

業者に取り付けを依頼

取り付けたい日の2~3週間前に、直接"Univesity Hardware Housewares"というハードウェア店に行き、エアコンを譲ってくれる方の部屋からの取りはずしと我が家への取り付けを同じ日で予約しました。予約の際に、金額も確認しました。

当日は男性二人がやってきました。取り外し10分、取り付け10分の合計20分ほどで作業は終了。

料金

取り外し:45ドル
取りつけ:55ドル
+チップ20ドル
(別の業者にも金額を聞きましたが、もう少し高かったです。)

ブラケット(brackets)も買う必要あり

NY市では6階建以上の建物にお住まいの場合、落下防止のためにエアコンを支えるブラケットという器具をつける必要があります。持っていない場合は、買うように業者に促されました。(20ドル~30ドルくらい)念のため、お住まいのマンションの管理人に必要かどうか確認することをおすすめします。

~余談:我が家の窓はちょっと特殊だった~
一般的に、窓用エアコンは開閉できる下側の窓に取り付けるので、ブラケットは「窓の下の外壁」を支えにして取り付けることが多いです。

我が家の窓は、下側の窓は開閉できなかったため、その上の窓枠にエアコンを取り付けることに。そのため、ブラケットを「下側の窓ガラス」を支えにして取り付けても大丈夫なのか…?心配でしたが、問題ありませんでした。

しかしエアコンがあるせいでブラインドを下げられなくなったので、下側の窓には遮光シートを購入し貼り付けています…。

■エアコン選びで迷ったこと

①適切なサイズ?

高さ
窓に挟むタイプなので、窓枠以下の高さであれば問題ありません。
横幅
窓用エアコンは付属品として、長さ調整可能なサイドパネルが付いていることがほとんどです。このサイドパネルの長さを調整して隙間を埋めることができます。

~余談:やっぱりアメリカは大雑把だった~
我が家の窓は横幅が結構長く、「サイドパネル込みでもギリギリの長さなのでは…!?」と思い、予約の際に業者に確認しました。窓枠のサイズとエアコンのサイズを伝えると「問題ないよ」と言われ安心していたのですが、結局横幅に10センチほどの隙間できました(笑)
結局後日、Amazonで遮音・遮温用のスポンジを購入し隙間を埋めています…。

②ちゃんと涼しくなる?

15畳ほどの部屋に5000BTUのエアコンを取り付けていますが、6月時点では涼しさに全く問題ないです。
※BTUとはエアコンのパワーを表す単位です。

③音はうるさくない?

日本で換気扇をつけている時くらいの音量ですが、音に敏感な私でも気にせず寝ることができています。
なお、窓用エアコンをつけたことで、特にサイドパネル部分の温度、音の遮断性が下がってしまいました。暮らしに大きな支障は起きていません。

④ポータブルエアコンという選択肢も

窓枠から排気用の管を出すのみの、ポータブルエアコンという商品もあります。自由に移動することができたり、業者に頼むことなく取り付けられるメリットがあります。
デメリットとしては、排水作業がこまめに必要という点や、窓用エアコンよりもパワーが弱い(ものが多い)点があると思います。
我が家では安い中古品を探していたため、価格やタイミングで折り合いがつかず辞めましたが、選択のひとつとしてアリだと思います。

~余談~
エアコンの音や涼しさを確認したく、日本のヤマダ電機のようなお店"P.C. Richard & Son"に見に行きましたが、サンプルは稼働していなかったので実際の涼しさや音を確認することはできませんでした。

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