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「バイリンガル育児」#5子供のバイリンガル育児のその先のはなし

こんにちは。バイリンガルの7歳と4歳の子供を育てるママです。発達心理学に基づく育児カウンセラーの資格を自分の育児にフル活用しながら日々育児に奮闘しております。

今回は、子供がバイリンガルになった先のはなしを書こうと思います。

子供の英語をやらせたいと思ったときに、先ず私たちが考えることは、
これからはとにかく英語が必要だよね!
英語教育には早い方がいいんでしょ!
早期幼児教育で早く英語を習得させよう!
と、英語をとにかくまず始めさせること。
に集中すると思います。

これも大事だと思います。日本では、英語に触れる機会が極端に少ないので、何も行動せずには英語は勝手に覚えられません。
とにかく行動あるのみ!英語に先ずは触れさせること、というのも大事だと思います。

さて、バイリンガルになった先にはどうなっているのでしょう?
日常会話の英語力があり、翻訳機能を活用すれば少々難解な英語でも問題ないレベルの人との違いは何でしょう?

やはり、一番の違いは、ディベート力と理解力だと思います。
学生の場合、バイリンガルであれば、授業の内容を深く理解し、自ら更に深く考え、授業を十分に理解し、更に深く勉強することができます。しかし、言語の問題で授業の内容を理解できないとなると、翻訳に時間を要し、授業中のディベートに深く参加できず、理解も深まりません。
その場で理解しているネイティブよりも勉強が必要です。

社会人の場合、日常会話の英語力だけでは、高度な交渉やディベート、ディスカッション、プレゼンテーションの場などにおいて、予め準備(資料の翻訳)ができない場面で、戸惑ってしまう、即座に返答できずにビジネスチャンスを逃すといったことが起きるかもしれません。

英語力が十分なバイリンガルであれば、そういった言語によるベーシックな問題はありません。あとは自分の努力で思考力を更に高めていけるので、日常会話の英語力の人と差が開きます。

お子さんをこの先、インターナショナルスクールで勉強させたい、海外の大学で学ばせたい、海外で外資系の企業で働かせたい、と思われている場合は、バイリンガルの英語力があった方が、そもそもの言語習得に時間を割く必要がないので、より深い学びと思考力を得ることができます。

バイリンガルになった先のメリットは、英語を話せるようになる、ということではなく、英語による、ディベート力や理解力を高め、よりグローバルな学びと思考力を育てることなのです。
例えば、なにか調べごとをするのにインターネットを開いた時、日本語で調べるよりも英語で調べたほうが情報量は何百倍、世界中からいい情報が得られますよね。

お子さんの英語教育の具体的な目標を考えたことはありますか?
それは本当にバイリンガルの英語力が必要なことですか?
答えが”Yes”の場合、お子さん本人ももちろんのこと、親も相当なお金と労力が必要だけど、この先のお子さんの将来が楽しみですね!!
日本だけではない世界中の価値観を知って、自分の思考力を高めアイデンティティを確立していくことでしょう!

ここまで読んでくださりありがとうございました。他の記事でも興味があるお話があれば読んでいただけたら嬉しいです!


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