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「バイリンガル育児」#2ファーストステップ

こんにちは。
バイリンガル育児絶賛実践中の7歳と4歳のママです。今回は、バイリンガル育児のファーストステップについて、書こうと思います。

外国語を幼児教育として取り入れようと思ったときに、大事なことは、その子の将来のためにどの程度の語学力をつけようと思っているのか、目標と目的を考えておくことです。なぜかというと、目標と目的の違いによって、育児法、勉強法も異なるからです。間違った方法で進めても目標までに時間がかかったり、費用がかさみますので、あまり時間やお金を無駄にしないためにも、最初に目標と目的を考えておくことが大事です。
ここでは、一番一般的な英語を幼児教育として取り入れる場合について続けてお話します。

大人になって英語を話す人たちは大きく分けると、2通りいます。
①英語を頭の中で翻訳してある程度話せる人
②頭の中で日本語と英語とを切り替えて思考することができる人
私が思うバイリンガルは、②の頭の持ち主です。自分のお子さんにはどちらの英語レベルを目指してほしいですか?

②のバイリンガルレベルを目指す場合、環境が重要なので、環境を整えるだけでも相当お金も労力も必要です。お金をあまりかけない場合は、その分の労力がもっと必要になります。しかし、①の翻訳できる英語力を目指す場合は、その中でもどの程度のレベルを目指すかにもよりますが、バイリンガルを目指す場合と比べるとお金も労力も目指すレベルに見合ったもので十分なので、あまりお金をかけずに目指せます。

では、一度お子さんの将来設計について考えてみましょう。将来、日本の会社に努め、日本で暮らし、時々海外旅行を楽しむ、そして外国人のお友達が数人いる、という場合、ここで必要な英語力は、①の英語を頭の中で翻訳して問題なく普段の英語を話せる英語力です。こちらを目指しましょう。
しかし、将来、海外で暮らし、海外企業に務め、現地の人材と引けを取らない職務をしたい場合は、②のバイリンガルの英語力が必要です。こちらを目指しましょう。

さて、お子さんの将来の目標と目的はどちらだと思いますか?
お子さんの年齢にもよりますが、自分の子供といえど、自分以外の将来を考えることは難しいですよね。
一番大きな違いは、将来海外で暮らし、現地の人材と同じように仕事をするのか、日本で暮らす、又は日系企業で働くのか、というところだと思います。どちらを目指しましょう?
目的や目標を持たずにむやみやたらに早期教育が効果的だよね!と幼児教育を始めて、結局、教育効果がその費用や労力に見合っていたのか曖昧なまま、無駄になってしまわぬよう、幼児教育においても目標と目的を持ち、一歩一歩着実に成果を得られるよう、何度も立ち止まって今我々は山のどのあたりを登っているのか、考えてみることも大事です。まずは、登る山がどの山なのかを一度よく考えてみましょう。
登る山が決まったら、山の登り方をお話していきますので、興味がある方は是非読んでみてください。

ところで、登る山が途中で違う山に変わってもいいんです。また違う山を登り始めることは可能です。でも、それまでの時間と費用が少しもったいなくないですか。その時間と費用も惜しいという方は、最初の目標設定をしっかりすることが大事なファーストステップです。

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