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物欲の変化

世界一周をして1年3カ月のあいだ日本から離れて、帰って来た時1番はじめに自分の変化に気づいたのは物欲がなくなったことかもしれない。

今思うと20代の頃は見栄と物欲に飲み込まれるんじゃないかってゆーくらい買い物していい場所住んで、毎月のお給料全部注ぎ込んでたと思う。笑

物欲とは怖いものです。

そんなにも物で溢れたクローゼットを見て、毎日着るものがないと悩む。

そして満たされない。その時の私はいくら買っても満たされなかったのだと思う。

そしてお金がないと嘆く。

お金がないわけでも、洋服が足りないわけでも、満たされていないわけでもない。

自分がない。ただそれだけだったように思う。

満たされているように周りに見せることに精一杯で、自分自身が見えていない。自分があるように偽って、自分自身の弱い部分の蓋をするために鎧のように洋服を着ていたようにも思う。

今思うと、毎日楽しかったけど辛かったようにも思う。偽ることに必死だった。でも自分を見ようとはしていなかった。それが偽りだとも思いたくなかった。気付こうともしてなかったと思う。たぶん怖かったから。


旅から帰ってきた時に、日本に置いて行った自分の物の多さに驚いた。

出発する前にもある程度断捨離して行ったはずなのに。

そのクローゼットの中に私に今必要あるものはほぼないなと判断した。全て捨ててもいいのでは…とも思ったが、今後東京で生活するにおいて留めておいた方が良さそうなのもは残し、整理した。

7割くらい減らした思うんだけど、それでもクローゼットはたくさんのもので溢れているような…なんだろうね、あれは。


物欲がなくなったのは、スースケース1つで1年以上過ごして、買い物もほぼせずに過ごしたからなのか… 世界中で様々なことを感じてこうなったのか。

もしくは、実は私の中にはこういう感情がもともと潜んでいたようにも思う。そしてそれが1番しっくりときた。

"私とは、そもそもそうゆう人間なんじゃないか"

流行やファッションに敏感でもなければ(洋服は好きだけど)、そもそも物が少ない方が心地いいし、過ごしやすい。買い物だって特に好きなわけでもないし、極度の面倒くさがりで、美容もさほど興味はない。(それは仕事柄どうなんだってゆう…笑)

ただ、自分に似合う1着を最高にカッコよく着こなせることを追求した人間になれたらかっこいいと思う。

とにかく私にはたくさんのものは要らなかったんだな。


日本に帰ってきてからの断捨離の後、物欲はほぼゼロ。

今5カ月くらい経つけど、一回も洋服買ってないかも!!大丈夫か、私。笑

たまにTPOに合った服がクローゼットから見つからない時は困る😅

それ以外は困った事はない!!

ミニマリストになったつもりはないけど、

もっと自分深めて、もっと厳選して似合う物を徹底的に極めたい。

そんな一生ものの洋服に出会ったらクローゼットに追加して行こう。それくらい大切にできるものたちだけに囲まれて生きていけたらどんなに素敵な事だろうと思うようになった。

理想の女性像にはまだまだ程遠い。


Minami


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