公園で 幻を見た 並木道 戦国のこと 秋疲れかな
「今日は公園でイベントがある。ヒーローショーなどもあるらしい」といいながら、ファミリーが秋深まる公園を道を歩いていく。「商工祭というやつか」時計を見ると時間に余裕があったので、商工祭を見に行こうとファミリーの後をついていく。イチョウが黄色く色づいた晩秋の公園は歩いているだけでも心地よい。だが木の陰から物音がする。
「?」見ると甲冑を着た人間が何人もいる。「な、なに、戦国時代?」ここで、ふと商工祭のショーに登場するコスプレ集団のようなものだと思った。甲冑を着た人物は物陰から出