桜見に 清流登り 向かう先 花を見上げる 宅地の下で
山の中には宅地が広がっている。そんな宅地の合間には清流が流れていた。もちろん生活排水などの下水が自然の川に直接流されるような時代ではない。だから川はきれいなのだ。
そんなことを思いつつ、駅からつづく清流を山に向かってさかのぼる。やがて開けたところに出た。川を挟んだ左右は高台になっているが、その上には本来宅地が造成しているはずだ。
だが宅地は全く見えない。代わりに見えたのは満開に向かって開きつつあるピンクの花びらだ。
今年も来れたと楽しみに桜を見る。昨年よりは遅いが先始める