両親の不仲が私に与えた影響

お久しぶりです。アルバイトでパワハラなどがありメンタル的にも落ち込んでいたことでしばらくぶりになってしまいました。

久々に書きたい気づきがありました。

親を尊敬しているとか、そういう人のことをよく聞きますが私は完全にはそう言い切れません。
でもたとえば母はおせっかいなほど世話焼きでよくそんなに人のために身を削れるなと思うのでそういうところは尊敬します。

ただ私は最近アルバイトを辞めて家にいることが多くなったことで、母や父と過ごす時間が増えて、思うようになったことがありました。

それは意外と両親のことを反面教師のように生きたいと願っていて、それが表向きには言わないし意識的ではなかったけれども、自分の行動に出てしまっているということです。

両親は私が小さい頃から本当に仲が悪くて、今でも、たくさん喧嘩をしています。
目の前で、本当に家具が壊れるのも何回も見ました。

小学生ながらに、なんで離婚しないんだろうとか私がいなかったならば母は父親から解放されただろうにと思っていました。

昔から母はいつも、私にパパみたいな人とは絶対に結婚しちゃダメだよ、と言ってきました。
そして私自身もみんなが恋愛を覚え始める頃は、恋愛体質な傾向がありました。常に恋人と呼べるような人がいるような感じです。
高校生時代は勉強に専念していたのもあって恋愛はしていませんでしたが、大学時代から今までは正直恋人が居なかったスパンは長くて3ヶ月くらいで、それ以外はずっと居ました。
とはいえ1人の人と付き合っても、主に1年〜3年です。

なんで私はこんなに恋愛体質なんだろうと、
常に恋人という存在を求めてしまうのかと考えました。
それはやっぱり、自分は両親のように愛のない冷め切った関係で、喧嘩ばかりで、母自身のような辛い思いをしたくないし
自分がされてきたように子供たちを辛い思いをさせるような関係の家庭を作りたくない、というのが根底にあるんだと思います。
そして何よりも、私は両親を見ていて、もし自分がいなければ両親は今頃一緒に居なくて済んだのかなとずっと思っています。
それが自分の自己肯定感も下げていて、
だから自分こそは愛されたい、幸せになりたい、良い人を見つけたい、と無意識的に思っていてそれが行動に表れてるのではないかと思いました。

両親の不仲によって子供が結婚したいと思わなくなるという話はよく聞きますが、
たしかに結婚観に影響を与えているという意味では同じ気がするけど、私自身はむしろ自分は母親のようになりたくない、だから素敵な人、自分に合う人に出会いたいと思っている気がします。

私の父親は声を荒げて怒るためか、気づけば大きい声や高圧的な人が苦手になっていて
私が1番恋人を選ぶときに重視する気がします。


また、私は自分自身が愛されて、幸せに生きることを体現することでしか母に反抗することはできないとも思っています。

私は昔、母に一度だけ口答えをしたことがありました。それは母が父親の愚痴などを私に向けて全部発散するので、私が聞いているのが苦痛になってしまって、「もう聞きたくない。自分が選んだ相手じゃん」と言ったことです。
それを言ったら母は怒鳴って、「私はいつも我慢してるのよ、少しくらい聞いてよ」などと言ってきました。
それ以来、母も可哀想だし、母に対して思ったことも言えなくなくなりました。
だから、自分が愚痴を聞くのが嫌だったからこそ、母みたいに娘に娘の父親である夫の愚痴を毎日言うような人生にはしたくないと思っている気がします。

私は、父親と母親の不仲を間近で見て、自分が居なかったらよかったのにと思ってきました。
でも、生まれてきてしまったからには生きるしかないと思います。だから、せめて自分は愛されたいと思っているのかもしれません。

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