迷子になってもまた行きたいお店「蕪木」(蔵前)
リニューアルしてからはじめて行った蕪木。ここのコーヒーとチョコがすごく美味しくて、ときどき無性に恋しくなる。
「蕪木=わかりづらい」のイメージがつくくらい、リニューアル前の場所もめちゃくちゃわかりづらかったし、姉妹店の盛岡にある羅針盤もなかなかに難易度の高い場所にあった。
羅針盤↑
ということでリニューアルした蕪木も相当わかりづらいんだろうなと予想はしていたけど、やっぱり期待を裏切らなかった。さすが。
「ここかぁ〜」とご一緒してたお姉さまとキョロキョロしてたら、通りすがりのおじいさん(たぶん近所の人)が「ここが蕪木だよぉ〜」って教えてくれた。
たぶん迷う人が多いんだろうな。
店内に入ると、2階へ案内される。2階に行っても、ドアが2つ。ひとつはお手洗い、もう一つは喫茶。ここ、古民家だったんだろうなと気づく。1/2の確率で無事に喫茶のほうのドアを引いた。
それにしても、店に入っても迷うとは。
メニューを開いてもまた迷子になる。コーヒーか、ホットチョコレートか。どちらも美味しいし、どちらも名物。どこまで迷子にさせるつもりなんだ。しあわせだ。
迷ったあげく、濃厚で、どこかホッとするホットチョコレートをいただく。びっくりするような甘さじゃない、さらさらとしているけどコクのあるホットチョコレート。
話に花が咲きすぎて、結局コーヒーも飲んだ。ふだんはシングルオリジンしかのまないんだけど、蕪木ではブレンドを飲む。それくらい、バランスのとれたここのブレンドは美味しいと思う。この日はかもがや。
こんなに好きなものを一日にたくさんいただいてよいのかと心配になるくらい美味しい。帰りにチョコレート買おうか、会計まで迷ったけど我慢した。
大声で話したい人には向かないお店。にもかかわらず、平日の昼間に行ったのに静まりかえった店内はほぼ満席だった。
迷子になる価値がある蕪木。またホットチョコレート飲みたいな。
蕪木
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