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#1.ヨガって一体どんなもの?(2022年1月号)



ヨガはもともと、インドの修行僧が精神を統一する修行の一つとして行われていたものです。そこから様々なヨガのポーズや呼吸法が生まれました。


ヨガの目的は“姿勢と呼吸を整え、心穏やかに過ごす”こと。
それを分かりやすく表すものに、「調身・調息・調心」という言葉があります。

例えば、目を閉じて静かに心を落ち着けようとしても、足がしびれたり、肩が凝っていては集中が途切れてしまいますよね。

そこで、まずは体を整えるために生まれたのがヨガのポーズです。
日常生活で疲れが溜まったり凝り固まっている部分をほぐし、筋力と柔軟性を高めることで、よい姿勢をつくります。

体がほぐれると、自然と呼吸も深まり、心が整いやすくなるのです。現代でも、忙しい日々の中で心を落ち着けたり、自分と向き合う方法としてヨガが注目されています。

楽しみ方は人それぞれ!

世界中でもヨガブームの今は、ヨガをフィットネスとして楽しむ人や集中力アップのために取り入れる人、ストレスケアに役立てる人など様々。

皆さんもぜひご自身に合ったヨガの楽しみ方を見つけてみて下さい☺︎


"呼吸"で自律神経を整える

ヨガの中で、ポーズと同じくらい大切にされているのが"呼吸"です。

ここでは代表的な2つの呼吸法を紹介します。

【その1】お腹に手をあてて、呼吸に集中

とてもシンプルで取り組みやすいのがこちら。楽な姿勢でお腹に手をあて、ゆったり「吸う」と「吐く」を繰り返してみましょう。無理に呼吸を深めようとしなくてOK。自然な呼吸に、ほんの少し集中してみるイメージです。目を閉じると、より呼吸を感じやすいかもしれません。

【その2】…"片鼻呼吸"

その名の通り、片方の鼻ずつ呼吸をすること。実は、右の鼻の穴が交感神経、左が副交感神経とつながっています。片方ずつ順番に呼吸をすることで、自律神経のバランスを整えられる呼吸法。ぜひ右のやり方で試してみて下さい!

【片鼻呼吸のやり方】
1)指で右の鼻の穴を押さえる。
2)左の鼻から息を吐いて、吐ききったら左から吸う。
3)今度は左の鼻の穴を押さえる。
4)右の鼻から息を吐いて、吐ききったら左から吸う。

(1)〜(4)を3〜5回繰り返します。




今月も最後まで読んでいただきありがとうございます!
次回のヨガ通信もお楽しみに!

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