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ヨガ通信#30. 心も内臓も足の裏から調えよう!(2024年6月号)

こんにちは!
ヨガ講師のかぎやみなみです。

毎月ヨガ教室でお渡ししているヨガ通信も、今月で第30号を迎えました。

「教室に行けなかった月の分もほしい!」「これまでのヨガ通信は全部ファイリングしてます!」などなど…いつも嬉しいご感想をありがとうございます😭


今月のテーマは「足の裏」

皆さんは日常で自分の足の裏を意識するタイミングってありますか?

ヨガをしている方なら、立ったポーズやバランスポーズの時に足の裏にぐっと意識を向けることがあるかもしれませんね。

意外と奥深い足の裏の世界。
ヨガ通信30号もぜひお楽しみください♪

「ヨガ」と足の裏 ー グラウンディング

まずは「ヨガ」の視点から「足の裏」を見てみましょう。

“グラウンディング”という言葉、聞いたことありますか?英語の“ground”ー地面、という言葉の通り、日本語なら「地に足をつけていく」ような意識や動き、足の裏の感覚のことをグラウンディングと言います。

ヨガのクラスでは「足の裏をしっかりグラウンディングしましょう」などと使われることが多いでしょうか。私は特に、足の裏から地面へ、ぐんぐんと根が伸びていくイメージで〜というニュアンスで使うことが多いです。

足の裏でしっかりとマットを踏みしめることでポーズの安定感が楽しめますし、何より、足元がどっしりすると、心もどっしりとしてくるんです。


足の裏と「地球」 ー アーシング

グラウンディングとほぼ同じ意味で使われる、“アーシング”という言葉もあります。

同じ意味なら別の言葉にしなくたっていいじゃないか!という感じるかもしれませんが、アーシングは、そう、“earth”ー地球が語源です。なんとなく、地面が語源のグラウンディングとはからだの中で広がるイメージが変わる気がしませんか?

実際、“グラウンディング”は屋内やヨガマットの上でも足の裏をしっかり踏みしめる、大地とのつながりを感じるという意味合いで使われることが多いのですが、“アーシング”は裸足で土や砂浜を歩いたりする場合に多く使われます。

実は手で木々に触れたり、海や川の水に手を入れたりするのも、アーシング。からだで自然や地球を感じることなんですね。

大人になると裸足で地面を駆け回ったりすることが減りますが、やってみるととても心地よいですし、ヒーリング効果もあるとされています。

ぜひやってみてくださいね☺

足の裏、クローズアップ!

皆さんは、自分の足の裏を見る習慣、触る習慣、ありますか?

日々、私たちの体を支えてくれている足の裏。例えば普段から重心が右足に乗りやすい方は、左足より右足の裏のほうががっしり肉厚だったり、歩き方や立ち方の癖によって硬いところがあったりするかもしれません。自分の足の裏をじっくり観察してみてください。

さらに、皮膚の硬さなど目に見える状態だけでなく、足の裏には「内臓や体の各器官とつながっている“反射区”」と呼ばれる部分があるのを知っていますか?

1900年代前半、アメリカの医師によって研究された学問で、“全身の臓器や器官が足の裏に映し出されるように反射投影されている”という研究結果のもと、いまでは主に「リフレクソロジー」という名前で普及しているそうです。

例えば下の図の通り、足の土踏まずにある「胃」の反射区を刺激することで胃に働きかけることができる、という考え方。そんな訳あるか!と感じた方は、実際に足の裏をちょっと丁寧に触ってみてください。


反射区は、私たちに比較的馴染みのある“ツボ”ー「点」よりは「面」のイメージが近いので、撫でる・流す感じで触ってみます。オイルなどがあると触りやすいかもしれません。

目が疲れている時は人差し指・中指の側面や指の付け根をつまんでグリグリすると痛かったり、腰痛がつらい人はかかとを押すと(フチの部分も押してみて)痛かったりしませんか?便秘がつらい時は、図の小腸・大腸の反射区を念入りに押してみると、しばらくしてお腹がぐるぐると鳴ってきます。

こんなふうに、足の裏を触ったり観察する習慣ができてくると、その日の体調によってそれぞれの反射区を触ったときの感じ(痛みだったり、気持ちよさだったり)が変化するのもなんとなく感じられると思います。

これを機に、足の裏から体のサインを受け取るセルフケアの習慣も楽しんでみてくださいね。


今月のちょこっとコラム

5月某日の朝ヨガを終えたお昼、旧松倉家住宅で開催された「ぬい撮り」イベントに参加してきました。

“ぬい撮り”は、ぬいぐるみを街へ連れ出し撮影すること!私はこのイベントに参加するまで知らなかったのですが…皆さん知っていましたか??

私もこの日、家からお気に入りのぬいぐるみやフィギュアを持ち出して、いざ出陣!これがもう想像の10倍は楽しかったです。

会場の畳に寝かせてみたり、庭園の趣ある石の上に並べてみたり…ぬい達への愛おしさが増すばかり…!撮った写真はプリントアウトしてデコレーション!見るたびに癒やされる宝物の1枚です。また行くぞ〜!

今月も最後まで読んでくださりありがとうございます!7月号もお楽しみに😊🍀

へばまんつ〜!

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