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コーチングノート#1

コーチングを始めたのが2020年10月。コーチングの持つパワーとか、使い方が少しずつわかってきて、月に2回のコーチングセッションがないと困る!という体質になってきたのが、自分でもよくわかる。隔週水曜日で受けているコーチングの学びを忘れないために、コーチングノートを作ろう!と閃いたので、どこまで続くかわからないけど書いてみます!

コーチングって何?
どんな話をするの?
テーマ選びってどうしているの?

という方のお役に立てたらと思うので、個人情報丸出しだけど、出せるとこまでリアルに書いていきます!初回なのでコーチング流れとその意図も入れてみました。

みーな

===

振り返り

私が受けるコーチングは、毎回セッションの最後に次のセッションまでの「アクションプラン」を立てる。セッションの最初はこのアクションプランに対してどれくらいアクションができたか、どんな2週間を過ごしたかの「振り返り」から始まる。

<前回立てたアクションプラン>
・いつごろ謙虚になりたいと思うようになったか思い出す
・外見よりも内側に目を向けるようになったターニングポイントを思い出す

「思い出す」がアクションプランだったから、2週間の間にふと記憶に蘇ったことを話し始めた。キーパーソンは大学時代に一緒に千葉で村づくりをしていたはっしーさんという方。

はっしーさんが出てきたのには、どんなつながりがあったのかな?

コーチからの質問で思考がまわり始めた。

新潟の免許合宿で仮免に2回落ちたことがきっかけ(だったと私は思っている)高野さんから繋いでもらったのが、はっしーさんとの最初の出会い。

新潟から帰ってきて、早速渋谷のカフェで初めてはっしーさんとあった時、実はここでコーチングと出会っていた。彼が「コーチング」をしていたつもりはなかったかもしれないけれど、今思うとコーチング的アプローチがたくさん詰まった会話だったと思う。

詳しく何を話したかは覚えていないけど、「この有り余っているエネルギーを放出する場所を探している!」ということをいろんな言葉で伝えていた気がする。そしてはっしーさんはHashuという場所を教えてくれた。

一人でも多くの人が
存在意義を見いだしている社会を作ること

それがHashuのビジョンだった。Hashuの活動の中で、免許合宿のファシリテーターをしたり、女がたりというダイアログのイベントを開いたり。「有り余っていたエネルギーを正しく出せる場所」に出会えたと思っていた。

Hashuで一番の企画は、千葉の君津での村づくり。耕作放棄地だった場所を竹を切り倒すところから初めて、竹を割り、節を取り、繋ぎ合わせて家をバンブーハウスを完成させた。


一泊二日の合宿だったから、公民館をお借りして寝泊りしていた。住居ではないからお風呂は銭湯にいかないとなくて、コンビニまで歩いたら30分もかかるような場所で、暖房設備も最低限しかないような場所。

ボタン一つでお風呂が沸いて、家の周りにはいくつもコンビニがあって、床暖房でぬくぬく生活をしていた私にとっては、それはそれは不便すぎる環境だった。

だからこそ、この村づくりで学んだことは体が記憶していて、今の私自身を形作っているなと思うことが本当にたくさんあって、いろんなエピソードがぐわっと頭に蘇ってきた

①ピーラーにありがとうと呟いた話
調理器具も最低限しかない中での料理。じゃがいもの皮を剥こうと思ってピーラーを探しても見つからない。「どうやってじゃがいもの皮剥けばいいの??」。料理が得意なとっしーさんが包丁で剥き始めたのをみて「そうか、包丁で剥けばいいのか!」と便利病にかかっていたことに気づくと同時に、「ピーラーいつもありがとう」と心でつぶやいた。

②豊かさってなんだろうと思った話
耕作放棄地を使わせてくれた白石社長はイケてるおっちゃんで、君津に行くたびに、「みーちゃん!よくきたね〜」と出迎えてくれた。そんな社長が乗っていた車はBMW。「高そうな外車だな〜」とくらいにしか思っていなかったけど、その後衝撃を受けた。なんと社長はBMWで泥道を走り出したのだ。汚れや傷つくことを躊躇する感じもなく走っている姿を見て「お金って、豊さってなんなんだろう?」と考えるきっかけになった。

③人間は自然には敵わないと気付かされた話
君津の冬は超寒い。というよりは公民館に暖房器具が備わっていなかったのが一番の理由だったと思う。冷たい床に埃っぽい布団を敷いてみんなで雑魚寝。掛け布団が足りなくて、お尻が寒すぎて目を覚ましたのも人生で初めて。あれほど床暖房に感謝した日はなかった。自然の中で生きていくのって本当に過酷で、いつもどれだけのものに守られていたのかに気づいた。

↑竹の切り方から、猪肉の調理法までなんでも知ってる偉大なおじちゃんたち。結婚前にご挨拶に行ったっきりだけど、みなさんお元気だといいな。

振り返りでの気づき

学んだことをあげたらキリがないけれど、まとめるとよくはっしーさんが口にしていた言葉に集約されるような気がした。

「有難い」「足るを知る」

村づくりの生活は、それはそれは不便だったけど、日常がどれほど便利なものに溢れていたかを知って、モノや道具への感謝できるようになってから「人もモノも、目に見えないモノも含めて全てのものに謙虚でいたい」と思うようになった。

そんなマインドでいると「見えているものよりも見えないものの方が大切なのかも」というところに自然とたどり着いた。外見やスタイル、着飾っている服じゃなくて、自分自身の中にあるものを磨いていきたい。ないもの追いかけるのではなく、今自分が持っているものに目を向けようという思考もこの辺りから身についたと思う。

今回は振り返りの時間をたっぷりとったけど、すごく大切なことを思い出せた時間になってよかった。問いがあると自然と思考が周り出すことを改めて実感。

メインテーマとゴール

コーチングセッションでは今日話すテーマとゴールを設定する。事前にゴールを準備することもあれば、その場で話したいと思ったことをテーマにすることもある。これといったものがなければ、振り返りの時間に気になったことをよりふかぼってもらう時間にすることもある。テーマは本当になんでも良くて、話したいことを話すだけで学びになるから、コーチングって面白い。

今回のセッションで話したかったテーマは、「数年先の将来とか理想を描くこと」。

家の準備や将来の子育て、自分のキャリアについてなどを考えるきっかけがあって、3〜5年後の自分を想像して、具体的な計画を立てたいとおもっていたけど、枝葉のことばかりに意識がいって、もっと大きな未来が描けなかった。コーチに質問をしてもらいながら思考を深めたいと思ったのと、計画を立てることが本当にベストかを考え直したかった。それは、計画することで自分の将来を逆に狭めているのではないかな?と感じたから。そんな背景がありつつ、今回のセッションゴールはこれに決まった。

「理想を描きながら、人生計画を立てることが
今の自分に合っているのかを確認する」

セッション開始

「理想」という言葉から1番に浮かんだことは、

「子育てしながら、キャリアを積める」

子育て「しながら」というのがキーワードっぽくて、特に「子どもに働く姿を見てほしい」という言葉が出てきた。

この時に思い出した話がある。
いつだったか「宝くじ当たっても仕事する?」と他愛もない話を旦那としたあと、父親にも同じ質問をしたことがあった。父が言ったのは

宝くじが当たっても、働くかな〜
だって、親が働く姿を見せないと、将来子どもが働かなくていいと思うかもしれないでしょ。

そう、父親はたまにイイコトを言う。
このイイコトが私の心に残っていて、私もそんな風に行きたい、お金ではない大切なもののために生きる姿を見せたい、と思っていることに気づいた。

キャリアという意味はいろいろあるけれど、ここでは仕事の意味合いが強いと気づいてくれたコーチからの質問。

みーなにとって仕事ってなんだろうね?

また思考が動き始める。1番に出てきたことは、

仕事=部活

吹奏楽部とチアダンスをやっていた中高時代。文化祭や野球応援という「発表の日」のために毎日のようにチームメンバーと練習をした日々。

部活ってどんなイメージ?

さらにコーチからの質問。ここで最近の私のホットワードが出てきた。

部活=青春

ガムシャラで、楽しくて、チームでいて、
人と繋がっていて、目標があって、
それに向けてチャレンジして、
きらきらしつつも、泥臭いこと


そんなことをツラツラと口にしていたらある人のことをまた思い出した。今度は母親である。

母親は30年以上書道をやっている。生徒さんに教えるながら、神社でお札書きのご奉仕をしながら、最近はデザイン書道で入賞したり、店舗ロゴやオリジナルTシャツ作りに励んでいる。

書道のことは何にもわからない私でも、見ていて楽しそうなことはよーくわかる。書道ってただ字を書いているだけに見えるけど、その技術を得るためには、何年もかけて積み上げたものがあることも、子どもながら近くで見てきたから知ってる。

パソコンが全然できないからってパソコン教室にまで通い、デザイン書道に挑戦するためにフォトショップまで習得した。これまでは半紙の上だけだった書道をデジタルな場面でも自己表現できてる母親を見ると「青春してるな〜!」と思わざるを得なかった。

キャリアを積むっていうのはどういうこと?

私が思い描く「キャリアの積み方」は、いろんなことを広く浅くやるよりも、一つのこと極めるように、下から一つ一つ積み上げるイメージ。まさに書道一本でキャリアを積み上げている母親の姿はその理想にとても近いなと思うと、改めて「かっこいい〜」と感じる。

↑私のアイコンにしているどこまでも続く一本道。親友とウルルに行ったときの写真でこんな生き方をしたいなって思う。

最後にコーチからこんなコメントをもらった。

父親から始まり、母親で終わったね

両親の存在にも感謝だった。

セッションでの気づき

セッションの最後はゴールに立ち返って、どんな気づきや学びがあったかを再度振り返る。ゴールを達成しているときもあれば、そうでないときもある。ゴールを立てるのはあくまでもコーチとクライアントが今日向かう先を共有するためであって、必達の目標ではない。自分のペースで自由に話せる、それを真剣に聞いてくれるコーチがいるのは本当に贅沢な時間。

<今回のゴール>
理想を描きながら、人生計画を立てることが
今の自分に合っているのかを確認する

・セッション前に立てていたのはミニゴールで、その先のゴールが見えていなかったから途中で行き詰まっていただけだったことに気づく
・先に大きな理想を描くと自然とミニゴールがつながってくる気がした
・だからこそ、人生計画はこのまま立て続けることにする
・大きな学びがある時はいつも人生に影響を与えてくれる人たちがいた

次回までのアクションプラン

セッションの最後に次のセッションまでのアクションプランを立てる。一つでも複数でも小さいことでも大きいことでもなんでもOK。コーチングはセッションを受けるだけで終了ではない。セッションとセッションの間でどう行動するか、何を意識するか醍醐味だと思う。アクションプランに立てておくことで、ふとした時にそっちにアンテナが立ったり、宣言したからこそやらねば!!という気持ちにさせてくれるから、私は好き。

・大きな理想を引き続き描き続ける

これをアクションプランとして立てて1時間の有り難く、贅沢な時間が終了。今日もいい時間でした。

最後に、、
コーチングセッションを「贅沢な時間」だと感じられるようになったのは実は結構最近の話。
それこそコーチとのパートナーシップが結べている!と感じられるようになってからだと思う。
LCWで学んだ「コーチングとはパートナーシップである」本当にそうだった!
まずは1年間でここまでたどり着けた私、よく頑張りました!そしてここからも精進しましょう。

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