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世界を知りたいと思ったのは、私の世界が米粒くらい小さかったから

こんにちは、留学ライフコーチのみーなです!

大学2年の頃、アメリカのミネソタで
3週間のホームステイを経験した。

短期間でもあったし、
留学というよりは海外での生活をしてみたい
遊びだけの海外旅行ではなく、
語学を学び、現地の人と触れ合ってみたい
そういう思いが強かった。

空港に着くやいなや手作りの
ネームボードを準備してくれていて
どこで調べたのか漢字まで書いてくれて、
それはそれは嬉しい
ホストファミリーとの初対面だった。

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ホストファミリーは5人家族で
パパ、ママ、Jくん、Iちゃん、Aちゃん。
子どもは3人とも可愛くて、
日本のお土産をあげた時は
跳びはねながら喜んでくれてた。 

3週間の滞在の中で
いろんなゲストスピーカーが
話をしてくれる機会があった。
ある日のスピーチで、
養子を受け入れてた母親がゲストで招かれた。
当時の英語力ではスピーチの内容を
全て理解できなかったし、
Adopted kids=養子という意味すらも
知らなかった。

ある日ホストマザーが
「今週末はIちゃんの
Biological motherに会いに行くよ」
と私を誘った。

バイオロジカルマザー??
マザーはあなたじゃないの?

意味が全然わからなかった。
どういうこと?と聞き返すと
「うちの子はみんなAdoptionだよ、
言わなかったっけ?」
と返事が返ってきた。

アダプション??
この前の養子の話を聞いた時に覚えた単語だ。
ん???この子たちはみんな養子なの?

2週間も一緒に過ごしてきたけど、
全く気づかなかった。

確かに髪が金髪の子もいれば、黒い子もいて。
瞳が青い子もいれば、茶色い子もいて。
よく見たら顔もあまり似ていなかった。

ただ、そんなことよりも
私が一番驚いたことは

「家族として幸せな空間がそこにあったこと」

例え血が繋がっていなくても、
他にBiological Parentsがいたとしても
この5人は本当に暖かい「家族」だった。

たった3週間だったけど、
このホストファミリーに出会えたことは
私の人生を大きく変えたと思う。

世界ってもっと広いんだろうな。
私の知っていることなんて
米粒くらい小さいんだろうな。

もっと世界の広さを知りたい!

その後、私はオーストラリアに
飛び立つことになるのです。



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