転職活動における、残業の少ない企業の見分け方は??
みなみです。
転職活動する場合、
仕事とプライベートをバランスよく過ごすのであれば、残業時間が少ない方がよいですよね?
ただ、その企業が残業時間が少ないかどうかは、なかなか転職希望者にはわからないですよね、、、
会社に聞くにしても、
面接の質問で残業時間を聞いたら、
合格率に影響しそうな気がしますよね?
じゃあ、どうすればよいのか、、、
「転職するなら、残業時間が少ないかどうかは、どうしても知りたい!」
という方はいらっしゃると思いますので、
本日は残業が少ない企業の見分け方をご教示したいと思います。
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2.残業が少ない企業の見分け方は?
さて、本題に入ります。
残業が少ない企業を見分けるにはどうしたらよいでしょうか?
方法としては以下が考えられます。
(1)就職四季報でチェック
(信用度★★★★☆、実用度★☆☆☆☆)
就職四季報には、会社ごとに平均残業時間が記載されています。会社から出ている情報になるため、このデータに関する信用度は高いです。
ただし、転職活動における実用性という意味では、疑問符がつきます。
まず、四季報に載っていない中小企業もたくさんありますので、転職活動での応募企業が載っていなければ、情報を得られません。
また、仮に四季報に載っている企業であったとしても、転職活動で応募する場合、当然のことながら応募する部署の残業時間の多い少ないを知りたいわけです。
ですが、四季報に載っているのは会社全体のデータであるため、あなたが知りたい「部署の残業時間データ」は取得できません。
転職活動に用いる残業時間に関する情報としての実用性は低そうです。
(2)OpenWorkなどの口コミサイトでチェック
(信用度★★☆☆☆、実用度★★☆☆☆)
OpenWorkに代表される口コミサイトでも、
残業時間を確認することができます。
しかし、転職活動に利用するという点では、信用度も実用度も少し物足りません。
まず、信用度に関しては、現社員だけでなく、元社員の情報も含まれます。
元社員からの情報に関しては現在の会社の状況を正確に表現しているとは言い難いです。
よって、元社員に関しては、参考情報程度の扱いになるでしょう。
また、現社員からの情報に関しても、
「転職に用いる情報収集目的」で自社のことについて口コミサイトへ書き込みを行うことも多く、匿名性も手伝って、良い意味でも悪い意味でも脚色されるケースがある点には留意する必要があるでしょう。
実用度という意味だと、
口コミサイトでは「転職で応募する部署の具体的情報」が手に入れられない可能性が高いです。
口コミサイト上では、現社員や元社員の職種(営業職とか、事務職とか、、、)は明らかなケースは多いですが、具体的な部署名が書かれていないケースも多いです。
結局のところ、部署単位(下手したらチームなどの部署より小さい単位)で、残業時間の状況は変わってきます。
ですので、具体的な部署の状況がわからないことの多い“口コミサイト”は、「転職活動における残業時間の多い少ない」を判別するのに用いるのは、あまり得策と言えないでしょう。
(3)転職エージェント経由で会社に質問する
(信用度★★★★☆、実用度★★★★☆)
まずは、転職エージェント経由で会社に質問することです。
これまで見てきた通り、情報の信用度及び実用度を高めるには、企業から直接情報を得るしかないわけです。
ただ、転職者は知り合いでもいない限り、企業から情報を得ることができませんから、転職エージェント経由で会社に質問してしまう、ということですね。
直に情報を入手しているに等しいですから、
信用度も実用度も★4つです。
(転職エージェントを介しているというところで、信用度と実用度を★1個分マイナスしてます)
この方法の優れたところは、
「残業時間がどのくらいかを、現場へ確認してください」とエージェントに依頼すれば、人事部門経由で、「実際に募集をかけている部署の残業時間」を入手できるところです。
企業側も、
仮に入社してきて、嘘の情報だったと判明した場合には、転職者に早期退職されてしまう可能性があるため、できるだけ実情に近い残業時間を正確に伝えてくれます。
この方法を実施する場合の注意点が1つだけあります。
それは、「書類選考+面接を1回以上通過した企業限定にした方が良い」ということです。
書類選考通過前や、面接実施前の段階での残業時間の確認は、書類選考や面接の通過率のマイナスになる可能性が結構あります。
「選考を受ける前から残業時間を気にするなんて、やる気あるのかな?」と受け取られる可能性があるからです。
この注意点にさえ気をつければ、大変有効な方法です。
私も毎回の転職活動で使ってる方法です。
(4)現場の社員と面談する
(信用度★★★★★、実用度★★★★★)
最も確実な方法です。
「現場の社員の方に直接聞く」
これですよね。
直接聞いていますので、信用度も実用度も★5個です。
(私は、転職活動においては、必ずこの方法を使って、残業時間が本当に少ない職場かどうかを判別しています。)
内定してから意思決定するまでに、
たくさんの情報整理が必要になりますが、その際、配属先の社員と面談を設定してもらうことが可能です。
実際の社員に会う(もしくは電話やオンライン会議をする)ことで、残業時間に関する生の情報を得ることができます。
残業時間について、人によっては脚色する可能性もありますので、2人以上の社員に話を聞ければ完璧です。
話を聞いた社員だけでなく、
上司、ベテラン社員、最近転職してきた人など、色々な角度から残業に関する情報を仕入れることで、精度が増します。
転職活動中において、内定受諾するまでに、社員との面談は絶対に設定して、生の情報を仕入れるのが吉です。
この方法を実施する場合の注意点が1つだけあります。
それは「内定を獲得してからにした方が良い」ということです。(最低でも、書類選考通過+面接1回以上合格)
社員と面談するというのは、社内の調整を含め、会社側に負担を強いることになるため、内定を得る前に依頼した場合には、選考上のマイナスになる可能性があります。
内定を獲得できないと、その会社に転職することはできませんので、「まずは内定獲得、それまでは転職エージェント経由での質問で我慢」という方針が良さそうかな、と個人的にはおもいます。
3.まとめ
本日のまとめは以下の通りです。
①就職四季報や口コミサイトのチェックでは、残業時間が少ない職場を判別することは難しい。
②転職エージェント経由で、会社に質問することで、転職先の残業時間の実態をある程度正確に把握できる。(ただし、書類選考と面接1回は合格してないと、選考に悪影響が出る可能性があるため、注意)
③配属先の社員と面談するのが残業時間の1番正確な把握方法(ただし、内定していないと、選考に悪影響が出る可能性があるため、注意)
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