食パンを最高に美味しく食べられる木のプレート
昨年、Instagramで相互フォローしている木工作家さんから「木のお皿のテストマーケティングにご参加いただけませんか?」とお声がけいただき、
1枚オーダーで作っていただけることに。
形は丸か楕円形で、230ミリ程度サイズまで、とのことでどんなものをオーダーしようかとリース屋で撮影のリースついでに色んな木のプレートを見たり、ネットでも検索しながらイメージ固めをしていました。
もともと持っている木のプレートとは違うサイズ感、デザインのものにしたいなと辿り着いたのがタイトルの『食パンを最高に美味しく食べられる木のプレート』。
食パンにピッタリシンデレラフィットする木のプレートって意外と少なくて、あったら日々の朝ごはん時間がすごく楽しみになりそうだな、と食パン用プレートに決定。
簡単な設計図も起こして作家さんにオーダーしてみました。
まずはサイズ。
市販の角食パンと、山型食パンものるくらいの直径20.5cmでオーダー。
焼きたてのパンをのせるので、パンとお皿の間に熱気がこもらないようリム(縁)部分を除いて彫りを入れてもらうことに。
蜂の巣みたいな細かいのはNGというのは、ただ私が集合体苦手なだけなんだけど。笑
リムも細すぎず太すぎずで、角食パンがほぼぴったり収まるサイズにしたいと2.2cmというミリ単位の依頼に…細かい依頼主だなと思うよね。
全面フラットなプレートにはしたくなかったのだけど、リムの段差もあまりつけずにフラットに近いけど少し受けもあるものにしたくてここでもまた細かいオーダーを炸裂させてる。
高台も付けて安定感もプラス。
木のプレートは無いものも多いけど、せっかく作ってもらうし…と付けてもらいました。
そしていよいよ、プレートができました!との連絡をいただき、そのとき送っていただいた画像がこちら。
私のつたない絵からよくぞここまで…!という出来上がりにしていただきました。
最後に塗装。
木の器といえば時々オイルを塗ってお手入れする、というオイルフィニッシュのイメージがあったのだけど、ガラス塗装という仕上げもあるみたい。
ガラス塗装とは…木の風合いを生かしつつ、強度が更に増す、というもので使用後さっと洗って拭いていればオイルを塗るなどお手入れ不要なんだとか。
木の経年変化は出なくなってしまうので、変化を楽しみたい人はオイルフィニッシュがおすすめ。
オイル塗ったり時々でもお手入れをサボりがちな私はガラス塗装でお願いすることに。
実際使っていても食べてすぐさっと洗って拭く、のほうが私には手軽でした。
木の風合いもありつつ、手入れも楽々なプレートができました◎
フラットに近い形なので、パンくずは少し飛び出やすくはあるものの、パンの撮影でなかなかぴったりなサイズの木のプレートがリースでもなかったので、心強い1枚になってくれそう。
作家さんとの新しいもの作りの取り組み、とても楽しかったな。
色々と料理の撮影スタイリングをしていると、もっとこんなサイズ感のがあればなぁ、色がもう少し鮮やかなものがあるといいな…などこんなのあるといいな!がたくさんあるので、作家さんとのこういう取り組みを少しずつ広げていきたい。
新しい形やデザイン、色のアイデア欲しいよ〜!新しいもの作りたいという作家さんがいらっしゃいましたらぜひお声掛けくださいね。
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