好きなものについて-プラモデル-
プラモデルを作り始めたのは小学生からだった。
姉が、好きだった宇宙戦艦ヤマトのプラモデルを作っていた。それを見て自分も作りたいと思ったのが始まりである。
初めて買ったのは、機動戦士ガンダムのMSV、確か空中戦仕様のグフだったと思う。なぜ王道のガンダムではなかったのか、自分でも分からないけど。
それ以来、少ないお小遣いでおもちゃ屋に行っては何かしら買って作っている。それは大人になった現在でも変わっていない。
基本的に製作は「素組み」のみ。それで満足してしまうので、塗装は今までしてこなかったのだが、最近プラモデル好きの人と繋がって、その影響もあって塗装に興味が出てきた。
しかし、表面を均一に塗ることができるエアブラシは家の事情で使えないため、筆塗りで地道に塗ることにして、現在ちょこちょこ塗っている。
塗りむらに悪戦苦闘している。
今まででどれくらい作っただろうか。
好きとはいえ、寝ても覚めてもプラモデル、と言える程の情熱は持っていないので、ロボット、戦艦、フィギュアなど諸々含めても、100個(単位は「機」もしくは「体」でもいい)ぐらいだと思う。
幼少期から今までだから少ない方だと思うが…どうだろうか。
ガンプラが登場する前、プラモデルといえばミリタリーもの、戦車や戦闘機、飛行機などが中心だった。
それこそ超オタクな領域だろう。
アニメに登場するようなキャラクターやロボットのプラモデルは、あくまで子どものオモチャとしての認識で、大人のモデラーの興味はあまり引いていなかったかもしれない。
そこにガンダムの登場である。
プラモデルとして販売されると、子どもだけではなく大人も夢中にさせた。
時を経て、プラモデルのジャンルも細分化されたと感じる。
ひとくくりにプラモデルといっても、前述のミリタリー、ロボットから、登場人物などなど、様々なものがプラモデルキットとして販売されている。
他にも、アニメやゲームなどを元にしないオリジナルのプラモデルが、各社から発売されている。
プラモデルの選択肢が増え、世界はどんどん広がっている。
今でも売り場に行けば、ワクワクしながら何を作ろうかと物色している。
選ぶに選べない、欲しいもの、作りたいものがいっぱいだ。
どんなに歳を取って、周囲から何と言われようと作っていきたい。
なぜなら、作るのが大好きだから。
あ、積みプラを何とかしなければ。
初めての塗装もまだ全然終わっていない。
家には既に、作りかけや箱すらも開けてないプラモデルがいっぱいだった。
新しいものなんて買っている場合ではなかった。
次のお天気のいい日、塗装を再開しよう。
素敵な作品になるように頑張って塗っていこう。
ちなみに、今回は全編主観で書いている。
間違っているところがあったとしてもご容赦いただきたい。
終わり
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