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音楽の炎は決して絶えない

先日、またしても残念なニュースが飛び込んできた。

比較的馴染みのある大手ライブハウス、「渋谷RUIDO K2」が4月をもって閉店するという。
昨年、池袋と新宿にあった系列店も閉店している。

みんなコロナのせい。

閉店したのは、RUIDO系列だけではない。
このコロナ禍で、各地のライブハウスは苦境に立たされている。
クラスターが発生するなどと、叩かれた時期もあった。

確かにそういうことはあったが、少なくとも今回の緊急事態宣言前は、消毒を徹底して営業しているライブハウスも少なくなかった。

でも今は、軒並み営業を停止している。

メジャーどころでもライブができない状態が続き、特にステージのスタッフは仕事がなく困っていると聞く。

メジャーでそうなのだから、インディーズなんて目も当てられない。

そして、その受け皿である街のライブハウスも例外ではない。

そんな中、今注目されているのが有料動画配信。
客は閲覧チケットを購入し、そのライブハウスで演奏する様子をパソコンやスマホ、タブレットで観るという試みだ。

それでも、今までよりも収益は少ないだろう。

有料動画配信しているところもあれば、なんと無料で動画配信ライブを行っているライブハウスもある。
音楽を絶やしてはいけない、という思いだけで頑張っているライブハウスやミュージシャンが多いのだと思う。

こんな時、音楽ファンとして何ができるだろうか。

配信チケットを買い閲覧する。
ミュージシャンのCDや音源を購入する。

ミュージシャンに関しては、これで支援になる。

しかし、影で頑張っているスタッフやライブハウスを助けることは残念ながらできていない。

休業を強いられている期間、クラウドファンディング、カンパでなんとかしのいでいたライブハウスも、さすがにここまで長引くと、客を入れて営業をしないと経営的にキツいはず。

当の客だって、金銭的にツラい時期でもあるだろう。
私だってそうだ。

でも私は考える。
綺麗事を考える。

音楽は廃れない。
必ず息を吹き返す。

今はライブロスのまっただ中。
早くライブハウス、ライブ会場に行き、全身で音楽を感じたい。

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私はこうやって思いを文字にすることしかできない。
でも、みんなも同じ意見だと勝手に思っている。

音楽だけではない。
お祭りや伝統芸能、各種イベント。
それで生活している人もいるし、楽しみにしている人は少なくない。

みんな耐えている。
息切れしている人、限界が来ている人もいるだろう。
そんな人達に「頑張れ」と簡単には言えない。

だから私が頑張る。
できる事をする。

信じてる。
芸能は必ず息を吹き返す。

そう。
音楽の炎をこんなことで絶やすわけにはいかない。


終わり

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