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身近な彼女らの結婚観とキャリアとリスク

クリスマスを通り越して、友達の恋愛話に盛り上がっていたら

「最近の20代はそもそも結婚したいのか?」と30代,40代に聞かれたのでちょっと書きたいなってことでこの記事を書きます。


私の数少ない友達の話の傾向としては、高学歴女子にもかかわらず、あんまりバリバリキャリアを積むより、何なら結婚して専業主婦になりたいと思っている傾向があるということです。

高学歴ではない子でも、結婚して、それなりに仕事をしながら家庭におさまりたいと思っている人は結構います。

高学歴女子に至っては、国立大学院卒だったりするので、一見「仕事も頑張るんだろう」と思えると思いますが、【仕事命】どころか結婚して仕事辞めたいなと思っているわけです。

私自身はむしろその中では珍しく、絶対仕事は辞めたくありません。


女性が働くことにどう思っているのか


女性が働けるようになってしばらく経ち、今ではずっと女性ながら働き続ける人や結婚せずに独身のままで過ごす人も増えています。

今はむしろ働かないことは普通ではないし、さっさと結婚して仕事を辞めるわけではない限り、ずっと働かないとやっていけません。


さらに、一部の女性は、
自分の親世代が離婚を選択することが増えて、一度専業主婦になった母親がまた働きだすという苦労や、離婚したくても出来ずにいる辛そうな母親を見ているので、
どうしても男性を頼りに結婚するという選択も現実的ではないと考えて、仕事に安定を求めるという人もいます。


それでも仕事をバリバリやっていこうという人はごく一部で、比較的20代前半で結婚した子たちは仕事を辞めて育児に専念するか、無理のない程度に仕事をしながら、家庭を優先しています。

高学歴女子ですら、結婚してパートとかで気楽に働きたいと考えている人はいて、体力的な問題や長時間のストレスに耐えるのは嫌だと感じているようです。


周りの女子の結婚観は?


高学歴女子は学生のうちに結婚相手を見つけた人以外は、婚期が遅れがちで、恋愛経験が少なかったり、相手に対するハードルが上がってしまうことや学歴で引かれるということを経験していることも多いです。

だから人によっては相手の学歴や収入に拘りがなくとも、自分がドン引きされるのを嫌って付き合いづらいという人もいます。

共働きが当たり前になってきたとはいえ、
仕事をするという点で男性と同列になってしまい
「自分以上の男性でなければ…」
あるいは「自分にとって楽しみや癒しになってくれる男性でなければ…」

と思う人が増えているので、真面目な女性ほどハードルが高くなってしまっています。

そうなると当然今までのような家庭のことは女が…ではなく、共同で家事・育児諸々を考えてくれる人でないといけないので、またハードルがあがり、結局結婚相手を見つけるのが難しいよねとなっています。


残念ながら、同年代の男性も年上男性も、家庭のことを真剣に考えたり、共同で家事育児をするという感覚を持った教育を受けて育っていないし、
一部の「相手の立場に対する想像力を発揮できる人」だけが気づかいができているのかなと思います。

もし運よく?結婚したとしても、結婚生活においてストレスの溜まるような旦那であった場合、離婚してシングルマザーになるのは珍しくありません。

実際50代前半(私の親くらい)になると、女性5人中、2人既婚or再婚、2人離婚、1人未婚くらいにはなります。


結婚のリスクと結論


あっさり結論と言っても、2パターンほどに分かれそうです。

1、仕事はあまりしたくないので専業主婦やパート程度に働きたい

➀自分が経済的に相手に依存することになるため、経済力と共に良い人間性を求める。
(経済力はともかく、モラハラ夫のような人でない必要がある)
②特に深く考えていないけど、結婚を決める
(一番決まりやすい)

女性側のリスク→ 選び間違えると後戻りができない。再度就職するにはかなり大変。

2、仕事は辞めたくないので結婚しても辞める気はない

➀自分と同等、それ以上の仕事ぶりとつり合いの取れる人間性を求める
(そもそも自分の学歴や経歴以上から、それなりに収入のある人に限られるためかなり激戦区。頭のいい人ほど知的つり合いも取れないと話ができない)
②共働きになるため、育児や家事も大体半々であり、思いやりを求める
(そんなにできた人なかなか居ない)

女性側のリスク→ 旦那がちゃんとしていない場合あっさり離婚する、依存する部分が無いので一緒にいる必要性を感じにくくなる。


じゃあどうするべきなのかというと、
結局一人で生きていった方が楽なのでは?という結論で、個人が子供を育てるというより、国や集団が子供を育てるみたいな大きな見方をする方が本来は良さそうということです。

昔は女性がお金を稼ぐ手段が少ないから結婚も我慢という状態だったのが、男性に経済的依存をする必要がなくなったので、男性がもっと人間性を高めたり、生活のことを考えないと女性には嫌われるということになります。

それに、女性が上の選択肢から自分にとっての安全な選択肢を考えるならば、下手に才能のとがったタイプを選ぶよりも安定性の強い人の方が安泰に居られる可能性があります。

それかリスクを覚悟して結婚を決めるしかありません。

・安心感は自分で得るしかないと考える。
・子育て等の人生のリスクは持たないようにする。
・結婚相手を探さず、生活の協力者を探す(同性でも誰でもいい)。

そもそも恋愛のあり方は変遷してきましたし、結婚と恋愛を同列に扱うこと自体が今はかなり厳しい(過去もそうだけど)と思います。

単純に恋愛だけを楽しみたいなら、子供を育て終わってからとか、子供を作ることをあきらめるとか、男性の経済的な優位性を取り戻さないと無理だと思います。



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