40日目 離島に行かずにいられない
離島に流れる時間が好きだ。どうせすることなど限られているし、船が来なけりゃどこにも行けないのだからと、強制的にリラックスする。
あ、今こそほしいな、その時間。
2016年5月10日(火)
朝からサピ島へ。
こういう時の港の人、いつもチケットチェックするだけしてうなづいて、何も教えてくれない。何か言ってよ。ただ、コックン。その様子を真似して笑う。
ブーンと30分ほどフェリーでぶっ飛ばす途中、右手に水上集落が見えた。あとで調べたら、フィリピンからの不法居住者が住んでいて治安が悪いとか。どこの国も色々あるのだな。
到着。
思った以上の水の透明度で、ちょっと泳ぐだけですぐに魚が見える!私らのベストオブ海、沖縄の慶良間諸島には及ばずとも、人生で二番目くらいには綺麗だったかな。特に透明の小魚の群れが良かった。
いったん陸に上がると、私らが荷物を置いていたところに中国のおばちゃまたちが容赦なく座っている。一応「ハロー」というも無視。昨日のツアーバスでも中国の人に席取られて、困った様子を見せても無視されたし、無視文化でもあるのか?私らのアピールが弱いのか。もっとこう…ぎゃーっと怒るとか?うーん、むいてない。
それからうろつく。野生のオウム見た!(キタカササギサイチョウ?)
この島にいると噂のオオトカゲがなかなか現れず、こっちから行くか!と奥へ奥へ探検に乗り出す。
島の裏に向かってからが大変。急勾配の木の根で出来た迷路で途中からぐったり。どれだけ階段の高さあんねん〜
トカゲは見つからず、くたくたで戻ってきたら、観光客にまぎれてオオトカゲおるやないか〜い!
というアドベンチャーなサピ島でしたとさ。
帰りの舟に乗る時、係の人に「あ、その舟もう出ちゃったよ〜オーマイゴー」って冗談かまされた。マレーシアエアラインがどうとか楽しげに…明るいな。
夜は安くご飯とビールゲットできる店がなさすぎてズンとしたけど、最終たどり着いた店で飲めたうえ、少年たちの働きぶりがキビキビ爽快で、気分良く一日を終えた。中華系の店ではビール置いてるとみた。
◯わっちゃん心の俳句
マレーシア ビールが高くて 住めないね
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