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26日目 手持ちの服に怒るなよ

ここからまたバンコクへ戻ります。移動はワクワクするけど神経も使う。なにせ全部行ってみないとわからないことばかりなので。その度蓄積される経験値が、活かされる機会は少ないよな〜と何年も経って思う。「なんとかなった」という記憶が私を楽天的にしてるという点以外は。


2016年4月26日(火)

鉄道移動の日。

6時に起きてパッキング。そんな持ってないのに、手持ちの服が邪魔でムカムカする。

ソンテウに乗ってステーションへ。昨日宿の兄ちゃんが手配してくれようとして150バーツだったのを断って、今日二人で80バーツで乗れたのでよしとした。

モーニングはパスタ。ナポリタンでか〜!卵のサンドイッチはないよと断られた、不思議。

せっせと掃除をする、働くことが好きそうな人々たち。

鉄道旅チェンマイ→バンコク12時間。

車窓から
いつもそこには犬がいる

広大なカラカラの土地と避難所のような小屋。牛と犬。この土地全てに所有者がいるのだろうか。たまたま水不足の状態だから、こんなカラカラなだけなのだろうか。時折目に入る緑と花の色がまぶしい。

ドグラ・マグラを読んでどんどん時が過ぎていく。気が狂いそうに苦しいのに手が止まらないこの感じ、ガリバー旅行記を思い出す。早く読み終えて逃げたい!と急く感じ。猛烈に面白いけど、辛くて逃げたい!

車内食1
車内食2

それから、早く畑を耕して家を整えたいなあと将来の夢想を広げる。
私の心はいつも一年ほど先に向かいがち。

夕日がきちんと赤くて、なにかを懐かしく思う。なにを、かは明確には分からない。

バンコクに着く。コームヤーンという美味しい豚の首肉食べた。



◯わっちゃん心の俳句
コームヤーン ビールがグイグイ 進むヤーン

いつかの世界一周旅行記をマガジンにまとめています。読んでみてくださいね。

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