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【初心者向け】リスティング広告について説明

こんばんは。
Webマーケター(仮)のminamiです。

前回noteに書いた通り、今回はリスティング広告について説明させて頂こうかなと思います。書くのにワクワクしている手前、運用者に見られて指摘されるのが少し怖いです…

前置きはここまでにして、早速リスティング広告の説明に入らせていただきます。
今回は、下記の様な流れで「リスティング広告」についてお話ししていきます。結構長いですが、これでリスティング広告の大枠は掴めるのかなと思います。

不明点があった場合はお気軽にページ下部のリンクからお問い合わせください!


1.リスティング広告とは?

1-1.リスティング広告とは 

 リスティング広告(=検索連動型広告)とは、スマホ・PC問わず皆さんが日常的に使う、GoogleやYahooの検索結果の画面上部・下部に表示されるテキストベースの広告を指します。この広告は、クリックされた際に、広告費が発生される「クリック課金型」となっています。

このクリック時に発生するクリック単価CPC)は、広告主(もしくは代理店)がリアルタイムで管理画面から入札を行って掲載枠を奪い合うオークション制になっていています。当然、クリック単価が高いと、上部に掲載されやすくなります(上部掲載に関連する要素は他にもありますが今回は割愛します)。

広告枠と自然検索枠の掲載場所

1-2.リスティング広告のメリットとデメリット

 ここでリスティング広告のメリットとデメリットについても言及しようと思います。下記の様に「すぐにユーザーを獲得していきたい…!!」という会社様にはおすすめです。
【メリット】
・関心度の高いユーザーに広告が配信可能
・キーワードを指定して効率的に配信可能
・即効性がある(効果を確認できるまでが早い)
・配信の開始と停止を自由に自由に行える
・比較的低予算から出稿可能
・分析や改善がしやすい
【デメリット】
・認知拡大には向いていない
・分析と改善を続けていく必要がある
・キーワードによっては費用が高くなる
→例えば、人気のあるキーワードや成約率の高いキーワードは自社だけでなく競合もそのキーワードで就航してくるためCPCが高くなる傾向にあります。
・運用の為のリソースが必要

2.広告配信までの流れ

2-1.広告表示までの主な流れ

 広告主がキーワードを選定して、広告を配信します。そのキーワードと合致するキーワードが検索された際に、1-1でお話しした、広告の表示順位を決めるオークションが発生します。
 
 このオークションは、競合の単価より高く入札すれば表示されるというシンプルな仕組みではなく、「広告ランク」と言われるスコアによって決定します。

2-2.リスティング広告の管理構造とその例

 リスティング広告は下記の様な構造で管理されています。

リスティング広告の管理構造について
リスティング広告の管理構造:例

2-3.キーワード選定

 キーワードの選定では下記の様な無料ツールが代表的になっています。
 配信に用いるキーワードを選定する際は、下記のツール利用して、キーワードをピックアップし、キーワードを検索ボリュームに基づき、ブランド/ノンブランド/ビッグ/スモールにカテゴライズします。

2-4.キーワード種別

 キーワードも下記の様に種類があり、ビッグワードは検索ボリュームが多いが、コンバージョンには結び付きづらく、スモールワードほど、検索ボリュームは少なくても目的意識を持ったユーザーを誘導しやすくなる特徴があります。

 広告配信のパフォーマンスを最大化していくためにも、各キーワードを上手く使い分けることが必要です。

2-5.キーワードのマッチタイプ

 配信するキーワードを登録した際に、下記の図の通り「完全一致」「フレーズ一致」「インテントマッチ(部分一致)」の3パターンのマッチタイプで設定可能。「どこまで拡張するか」「どこまで絞り込むか」をマッチタイプを使い分けて配信のバランスを取ります。

2-6.除外キーワード

 除外キーワードを徹底することで無駄なクリックと広告費用を削減することが広告を配信する上で結構重要。
 無駄な広告費用を抑えることで、より有効なクリックに費用を投下することが可能になります。

例)賃貸サイトの場合
 キーワードとして「杉並区 アパート」をフレーズ一致で登録した場合、「杉並区 アパート 売却」といったキーワードで検索された際にも広告が表示されることがあります。

すると、クリックが発生してもコンバージョンに結び付く可能性は低くなってしまい、無駄なコストになってしまいます。

2-7.広告文の考え方

 広告文を考えるときに最低でも下記の4つは意識した方がいいかな?というものをピックアップしました。

①ポリシーの遵守
ポリシーに違反している場合は、広告の掲載審査を通過できず、広告が配信されません。ここでいう「ポリシー」とは、訴求できない表現や薬機法(薬事法)や景品表示法に抵触する表現の事を指しています。

②自社・競合・ユーザー理解
自社の訴求ポイントを「競合と比較」したり「ユーザー目線」で考え訴求することで、競合と差別化でき、ユーザーから見て魅力的な広告文になると個人的に考えています。この3要素全て大事ですが、「ユーザー理解」をどこまで落とし込めるかは重要だと思います。

③商品の特徴かつ、ユーザーが強く求めていることを見出しに入れる
説明文は見出しに比べて文字が小さいため、強く伝えたいことは見出しに入れましょう

④メリットだけでなく「ベネフィット」も入れる
ベネフィットも含めることで、自分ごとに捉えてもらいやすくなるため、クリック率の向上が見込めます。

3.入札調整について

3-1.掲載順位の決定要因

リスティング広告の掲載順位は下記の図をポイントに決定されます。上位に表示される方が当然多くの流入が見込めるため、随時入札単価やクリエイティブの見直し等のチューニングを行い「上位枠獲得争い」が始まります。

3-2.入札戦略

 広告の入札方法は主に二種類あり、「手動入札」と「自動入札」に区分けされます。前者の手動入札は、広告主が都度入札額を手動で調整し、後者の自動入札は機械学習を活用して入札額を自動的に調整してくれます。
 それぞれメリットとデメリットがあるため、アカウント状況に合わせた入札方法を選定して活用していくことがとても重要になってきます。

3-3.各データを用いた調整

 広告媒体から提供されたデータや配信結果により蓄積されたデータを用いて配信の調整が可能です。活用できるデータは多数存在するため、適したデータを選択して最適化を行っていくことが大切です。

4.まとめ

【概要】
リスティング広告とは、検索連動型広告の事で、検索画面の上部もしくは下部に表示されるテキスト型広告の事を指します。

【メリット:再掲】
・関心度の高いユーザーに広告が配信可能
・キーワードを指定して効率的に配信可能
・即効性がある(効果を確認できるまでが早い)
・配信の開始と停止を自由に自由に行える
・比較的低予算から出稿可能
・分析や改善がしやすい
【デメリット:再掲】
・認知拡大には向いていない
・分析と改善を続けていく必要がある
・キーワードによっては費用が高くなる
・運用の為のリソースが必要

【効果】
顕在層へのアプローチが可能です。

本記事は以上となります。リスティング広告は、Web広告を始める人にとって、手軽に始められる広告ではありますが、効果的な運用には専門的な知識は必要になってきます。

リスティング広告とかその他、プロモーションで課題がある人は下記までお問い合わせいただければ、お答えさせていただきますのでお気軽にご連絡ください…!!

【お問い合わせフォーム】

https://docs.google.com/forms/d/1DRYsWVrEKVXB3hryQPcsauzfzsqAaJgXMQCkenNdMik/edit

次は、ディスプレイ広告について書こうかなと思っています。
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