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自治連合会

今年度初の吉川市自治連合会理事会を開催した。今回から新しいメンバーだ。

総会は書面にて開催したため実際に顔を合わすのは久しぶりである。

議案がすべて可決承認されたことにより、自治連合会会長三期目を迎えることになった。

議題はというと当然コロナ禍における今後の方向性の確認。吉川市自治連合会としては今年度の三密を防げない事業は全て中止とすると決めた。

その他、会費の使い方、各自治会での今後の活動方針などの情報を共有。

どこの自治会もほとんどの事業は中止という判断はしているものの、どうにかして会員さんに還元してあげたいと知恵を絞っていた。

中にはすでに、今期のイベントを全て中止する旨を伝え全世帯にマスクを配布したり、お米を配布したり、防災の強化をしたりしているところもあった。

地域ごとに手法が違うものの、地域の人たちのためにと真剣に考えている会長さんたちに対し、あらためて尊敬の念を抱く。

他の市町村がどのような取り組みをしているかはなかなか情報がなく、詳しく分からないので比べることはできないが、吉川市はちょうどよい人口だからかどこもまとまっている気がする。

「自治会なんてめんどくさい」

「役員やりたくないからやめる」

「メリットがない」

そんな声も聞こえてくるが、なくなってしまったら一体どうなってしまうのだろうか。

たしかに楽なのかもしれない。普通にまわりに気を使わない生活が送れて良かったと思う人すら一定数はいるだろう。

ただ、思いっきりど真ん中で関わっている人間から言わせてもらうと「めんどくさい」から生まれるプラスの出来事は、確実に心が豊かになる人生につながっている。

ちょうどどこも今頃、自治会加入のお願いが来ているころだろう。

「なんだかんだやってみたら楽しかった」

実際に任期を終えると多くの人が口を揃えて言う。

持続可能な、今の時代にあった自治会にしていきたいと思う。


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