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不動産屋さんの自宅②

ここからが今の住まいを決めた話しになる。

購入動機は「結婚を機に新居を構えたい」

賃貸でも良かったのでは?という質問に対しては、家賃がもったいないという考えだ。

そして、やはり経験値を積みたいという思いが強かった。

不動産の所有はあくまでも第一ステップ。

前職では建築の請け負いもしていたので、やはり土地を買って注文建築を建てたいと常日頃から思っていた。

では、なぜ吉川市を選んだか。

理由は二つある。

一つ目はお互いの職場との距離。

私は越谷、妻は三郷。なので間をとって吉川。なんのひねりもない…しかし合理的な理由だ。

二つ目は吉川市の中でもなぜ美南を選んだか。

ここには不動産屋としての視点がはいる。

当時は「吉川市高富」という地名でまだ「美南」という名前はなかった。当然駅もなく、なんにもない。

ただ都市計画は決まっていたので、数年後にどのようなまちになるかは分かっていた。もちろん駅ができることも知っていた。

そして、ちょうどそのころにイオンレイクタウン、ららぽーと新三郷が立て続けに開業した。

まちの整備計画も整っており、人口が増えていく地域であることが分かり、なによりまちの雰囲気、コンパクトなまちで住むのにはちょうどよいと感じた。

基本的に車の移動が多かったが、外環や首都高、常磐へのアクセスもよく、住み慣れた地域でもある。そしてなにより衰退するまちではなく、未来あるまちであることが大きい。

地域が定まったらいよいよ具体的に物件を探しはじめる。あるものの中で一番良いものを買おうと決め、予算内で探す。しかし、なかなか見つからない。

あるのは建築条件付きの売地ばかり。物件が出るのを待つとなるといつになるかわからないので、一件一件条件をはずしてもらう交渉をすることにした。

幸いその中の一件が、物件価格をあげてくれるなら条件をはずしても良いとなった。日頃から付き合いのある業者が所有していた物件だった。横のつながりの大切さをここでも感じた。

と、ここまでが今の土地に決めた経緯だ。

私が買ったときはまだ坪40万円中盤。今思えばいい買い物ができたと感じている。やはり決断は大事だ。

さぁ、土地が決まった。いよいよ楽しみにしていた注文建築の打ち合わせに入る。

つづく…

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