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①心身の健康を保つー居場所を見つけるまでにしたこと

今年取り組んだことや学んだことをまとめているこのnoteの続きです。

新卒時からずっとベンチャー企業で働いてきて、ついて回るのはいつも健康、特にメンタルヘルスの問題でした。健康をどこまで犠牲にして働こうか?と成果と健康をトレードオフのように扱い、時には心身をボロボロにしてでも働いてきました。

しかし、環境をガラッと変化させるような時、頼りになるのは自分の思考力と判断能力だけです。ここがまともじゃなければ、重大な決断を間違えます。

それに、育児中なので「寝込む」ということが許されません。まずは健康的な思考力、判断力を維持するために工夫をしました。

心身の健康を維持するためにしたこと

ありがたいことに、身体は頑丈で健康なので、どちらかというとメンタルヘルスの対策が主です。どれも当たり前すぎて粗末にしがちですが、その結果失敗した経験が多々あるので…まじめに行いました。

当たり前だけど、バカにできないことでした。

・生活リズムを整える
・睡眠を十分にとる
・ストレス対策の「コーピング」
・ヨガの練習と瞑想を習慣にする

生活リズムを整える

朝起きたら日を浴びる、日中は身体を動かすようにし、夜は暗くして早く眠る、早寝早起きをするなど…聞くだけでやりたくなくなるような基本的なことですが、この本を参考に日々の生活を見直しました。

在宅勤務の人は特に、出社すれば自然とできる仕事のリズムをイチから自分で作らないといけないので、バカにせずやってみるのがおすすめです。

マインドワンダリング対策など、脳を無駄に疲れさせず効率的に使うための小技がたくさん紹介されています。タイトルにある「休みのとり方」はもちろんですが、在宅勤務かつ時短勤務で生産性を上げるのに大変役立っています。

睡眠を十分にとる

子育てをしていると、眠れる時間は自分の自由にはできず、時には夜泣きで夜の睡眠も十分にとれないことがあります。

のちに書きますが、「振り返り」を習慣にするようになって、ネガティブな感情が生まれるときはたいてい睡眠に問題がある、という法則にも気付きました。

産後の壮絶な睡眠不足を経験した今だからこそ、心身が健康じゃなければまともな思考、判断ができないと身に染みて分かっているので、睡眠をとるためのタイムマネジメント、睡眠を優先するための事前の調整などに本気で取り組みました。

ストレス対策の「コーピング」

NHKの番組でいつか見た「コーピング」なるものをよくやっています(前にnoteに書いた気がするのだけど、記事が見つからない…)。

ストレスを感じたときに行うことを事前にリストにしておいて、ストレスにさらされたときにそのリストの中の行動をとるという手法です。

丁寧にコーヒーを入れて飲む、よく眠る、瞑想をする、音楽を聴く、Youtubeのお気に入りの動画を見る、公園を散歩する…とかいろいろと書いているけど、今年前半に強いストレス状態に長期間さらされた時には「やればやっただけ目に見えて成果が積みあがることをする」という観点のものが良いようでした。

具体的には、Nintendo Switch『あつまれ どうぶつの森』で島中の雑草をすべて抜く、とか、スマホゲームの『ペンギンの島』で島を進化させるとか…

ゲームを普段あまりしないのですが、今回はすごくありがたみが分かりました。ストレス状態にあり、インターネットにつながっているといつどこから否定的なことを言われるか警戒してしまう、チャットの通知音が鳴ると心臓が縮こまる、というような心理状態の時には「絶対に自分を傷つけない世界」にしばしこもって、そこで単純な作業をして、その結果を目で見て確認する、というのが良かったです。(スマホゲームは、通知をOFFにしてからだと安心してできますよ)

ヨガの練習と瞑想を習慣にする

朝起きたらまずアシュタンガヨガの練習をする、という習慣があります。もう7年くらいになるでしょうか。ずぼらで日中あまり身体を動かさないのですが、動かないでいると思考も停滞し、身体の健康も損なうのを経験してきました。

なので、朝、何も考える前に30分~2時間ほど、その時にとれる時間に合わせて、できる範囲で身体を動かし、深呼吸して、心身の換気をするようにしています。

背骨をよく動かして深呼吸を繰り返すと、意識がはっきりしてきて、すっきりした頭で一日を始められます。怒りが強かった日の翌日は背骨が固く、責められたりツメられた翌日は呼吸が浅く肩が固くなっているので、ヨガのポーズを通して身体のほうを整えることで、心も落ち着いてきます。

前述の『休み方マネジメント』の本にもあったのですが、朝に身体を動かし、日中に少しでも目を閉じて落ち着く時間をとり、夕方にまた少し動く、ということができると、脳も効率よく働かせることができるようなので、ヨガに限らず、何か身体を動かしてすっきりさせる習慣を朝と夕方にもち、昼に1分でも瞑想をするとよさそうです。(私のヨガ&仏教瞑想の先生によると、瞑想は20分以上が理想的ではあるらしいので、時間が取れるときはぜひ)

また、ヨガの練習は、積み重ねていくことで、それまでできなかったことがふっとできるようになる瞬間があります。20代の頃ブリッジができなかった私も、いつの間にかブリッジの状態で足首をつかんだり、ブリッジから立ち上がることもできるようになりました。

前の段落に書いたように、「地道に積み重ねた効果が目に見える」というのは精神衛生上もよいので、仕事とは別のところで積み上げる(しかも健康にもよい)習慣を持っておくといいようです。

今回はここまで。

次回は「自己理解を深める」について書きます。

こちらのマガジンにもまとめています。無料ですので、良ければどうぞ。



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