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福島の写真と俳句展、始まります。

福島県双葉郡双葉町の「東日本大震災・原子力災害伝承館」で9月21日から10月13日まで、写真と俳句の展示を行います。

東京、神奈川をベースにしている私達が福島県の浜通り、主に富岡町を昨年から訪ねて、出会った方や風景、そこで見聞きし感じたことを、撮った写真に言葉(俳句形式)を添えた作品にして展示するものです。

今年の2月から4月の初めまで、東京の人形町で展示を行いました。それまでの自分たちのようにふだん福島の事を考えたり見たりしていない方々にも我々が見聞きし、感じたこと共有する機会になると考えました。すると、浜通りのご出身の方、東北にご縁のある方、しばしば浜通りを訪れている方、全く福島の情報のない方、いろいろな方が来場されて、感想をいただきました。福島県で展示をしたら、というお声掛けとご縁を頂き、いくつかの場所を訪ねて、それがまた自分たちと各々の場所のご縁となりました。

今回「東日本大震災・原子力災害伝承館」という非常に大きな施設での展示が叶いました。本展示はゆったりと広がる芝生の庭越しに海を臨むエントランスフロアで無料でご覧いただけます。しかし有料の常設展示や企画展時ではこの未曽有の複合大災害におきたこと、人々はどう向き合ってきたか、また今後の防災、減災についての情報も沢山得ることができます。
そして福島県双葉郡双葉町という、まだ段階的な避難指示解除の途上にある町にあります。周囲の場所と併せてこの場所を訪ねていただくことも、貴重な体験になると、私は感じています。

前回の人形町での展示についてはこちらをご覧ください
写真・俳句展『福島の今を見てきた聞いてきた』を開催いたします|New Horizon Collective




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