学びの記録3:SDGsとインパクト投資
SDGsは綺麗事、自分には関係ない、自社には関係ない、SDGsについて語ると「意識高い」ように感じられるなど、まだまだ日本では全員で取り組むべきこととしての認識が低く、自分事化されていないと感じます。
もう2030年まで残り10年。新型コロナウィルスの影響で、新しい生活や価値観へ世界で同時にシフトしていくタイミングが訪れた今、改めて地球規模の観点で考えることがもう少し日本でも当たり前になってゆくといいなと思います。
SDGsとインパクト投資について学んだ内容を整理しておきたいと思います。(自分用メモですのでご了承ください)
SDGsについて
・持続可能な開発とは?
新しい学び→持続可能な開発とは、将来世代のニーズを満たす能力を損なうことが無いような形で、現在の世代のニーズも満たせるような開発
環境開発/社会的包摂/経済開発 3つが揃っていること
・SDGsの5つのP
持続可能な開発には様々な要素が複雑に絡み合っている(5つのP)
People 人
planet 地球
partnership パートナーシップ
Peace 平和
prosperity 豊かさ
60分で分かるSDGs
様々なデータあり。SDGsの達成にはまだまだやることは沢山。世界の現状と日本の現状を知ることは大事。↓でかなり理解が進む
SDGsは経済効果、ビジネスチャンスにつながる
・SDGsはビジネスチャンス!
年間12兆ドルのがビジネスに繋がることを理解する
▼SDGsがビジネスチャンスに結び付く事例
オンライン化に伴う教育事業→質の高い教育をみんなに
傘の貸し出し。シェアエコノミー
人体拡張技術→人や国の不平等をなくそう
▼自社で取り組むべき課題例
経営層が男性のみ→ジェンダーの平等
オンライン採用での地方・海外への機会提供→人や国の不平等をなくそう
オンライン化で紙を使わなくなって減らせると思った→陸の豊かさ
お菓子の食品ロスの有効活用(飼料にするなど)→作る責任使う責任
太陽光発電で工場の発電→エネルギーをクリーンに
外国人労働者のお祈りの時間への配慮→人や国の不平等をなくそう
▼17の目標に含まれていない課題は?
個人情報が守られる社会
宇宙
マインドフルネス/ハピネス
・SDGsはゴールか?マイルストーンか?
キレイごとだと思われてもやるべきこと
マイルストーン。コロナで社会もまた変化する。共感やつながり、他者への思いやりがより大事になってくる。
・動脈産業と静脈産業
動脈産業→つくって届けるまでの産業(資源、生産、加工、物流・・)
静脈産業→使い終わった後の産業(廃棄、リサイクル・・)
はじめから壊すことを考えたデザインを。
インパクト投資
顔も知らない誰かの命も大事にする
→自分の命と同じように。地球規模で考える
・SDGs達成には資金が足りない
国連がESG投資(非財務情報を考慮して測る投資)を推進
ESG投資から進み、インパクト投資が生まれている
・インパクト投資
社会的インパクトと経済的リターンを同時に追求する投資
投資先は主にソーシャルビジネス
リスク、リターン、インパクトの3軸を投資する際に考えること
・ソーシャルビジネスとは?
目的が社会の課題を解決すること(個人的な課題を解決するものでない)
社会性、事業性、革新性 を併せ持っている事業
気付き
・発展途上の国の達成率を先進国と同様に評価すべきか
成長率で見ないとフェアではないのでは?
その通りだが達成率で見ないと本当に手を打つべき課題が見えずらくなる
そもそも尺度は1この指標で見ると偏る
・投資はお金だけじゃない
・信頼関係も大事(お金やモノ、情報が出てくる)
・援助される側の気持ちや準備、マッチングや啓蒙も大事そう
・アメリカの経済学者の本:ラディカルマーケット
公正な資本主義を作る
その他、事例メモと感想
・VRで高所恐怖症を治療する企業
・アフリカの民族の衣装を日本に持ち込んでムーブメントをつくり
需要が高まったら工場で生産するというモデル(現地雇用創出)
どう自社でSDGsをビジネスにするかは課題。ただ、日本人が考えている以上に危機感と、当たり前であることは認識した方がいいと感じた。ファッション的にSDGsを利用したり、結局"貢献していると投資される"などの目的を誤った取り組みになると、本質からずれそうだと感じる。大企業の方々でさえ腰が重いのに、事業と直結しずらいベンチャー企業でどう取り組めるかはもう少し考えたい。
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