黒魔術の島！？フィリピンのシキホール島に行ってみた！
こんにちは！海外や日本各地を転々としながら、色々な場所でリモートワークするノマド生活を送っているミナイです。2024年2月にフィリピンでノマドワークした際、「黒魔術」の島として知られているシキホール島に行き、さまざまな「黒魔術」を体験しました！今回はその時の様子を紹介します。
シキホール島への行き方
シキホール島には空港がないため、フェリーでのアクセスとなります！
今回私はセブ島のフェリーターミナルから、ボホール島経由で行きました。所用時間は4時間で、往復約3500ペソ（約1万円）でした。13：00セブシティ発のOceanJetというフェリー会社の船に乗ると、乗り継ぎ時に下船する事なくシキホール島まで行けました！
ただ、一番便利なのはシキホール島の隣のネグロス島のドゥマゲテ（Dumaguete）という都市からフェリーに乗ること。本数も多く、1時間ほどでシキホール島に到着します。
黒魔術師の探し方は、まさかの「聞き込み」！？
シキホール島は色々な「黒魔術」があることで有名。ただしその場所は地元のほとんどの人が知りません（笑）水に息を吹き込んで邪気を出す「ボロボロ」という黒魔術が有名なのですが、地元の方に「ボロボロはどこで体験できますか？」と聞いても「山の中だよ」という回答がほとんど。シキホール島…ほぼ山なのですが…（笑）
ということで、ある程度の場所を調べて、近くまでバイクで行って住民の人たちに聞き込みをしまくる！という記者みたいなスタイルで行きました（笑）
【黒魔術①】息を水に吹き込み邪気を出す「ボロボロ」
数個の石と水が入った瓶をヒーリングを受ける人の身体にあて、木のストローから息を吹き込むことで、水の中に邪気を出す「ボロボロ」。
調べてみると、一番有名な方はRojelio（ロヘリオ）さんという方。「山の中にいる」というかなりざっくりとした情報を元に、とりあえず指をさされた方向を目指してバイクを走らせました。途中で「カンタボン洞窟（Cantabon Cave）の近くにいるよ！」という情報を聞いたため、その近くで念入りに聞き込み。すると、ロヘリオさん…何とミンダナオ島にご出張中でご不在でした…残念！
他にもボロボロができる方は数人いるらしく、Annie Ponceさんのところで行いました。私自身スピリチュアルなものはあまり信じない方ですが、ボロボロを受けた後は身体が軽くなった気がします（心が軽くなったのかな…？）
因みに偽ボロボロもいるらしく、地元の方に「騙されないように気を付けてね」といわれました。ただ、偽物と本物の見分け方はわからないようでした（笑）個人的には本物かどうか疑うよりも、本物なのだと信じて楽しむようにした方が、気楽に過ごせて良さそうです（笑）
【黒魔術②】ハーブをブレンドしたオイルを塗りこむ黒魔術
ボロボロを探していてたどり着いた黒魔術スポット（？）。この道30年以上のNoelさんが行ってくれるハーブオイルを使ったヒーリングです。まず、ココナッツオイルなどを垂らした炭が入った鉢の真上にあるイスに座り、しばし燻されます。その後複数のハーブをブレンドしたオイルで肩や脚をマッサージしてくれます。マッサージの前にお祈りをしてくれるのはボロボロの時と同じ。リンパマッサージを受けている感じでとても気持ちよかったです。
【黒魔術③】近くにいる人を魅了する！？「惚れ薬」
シキホール島で最も有名といっても過言ではない「惚れ薬」。島の至るところで売っています（笑）大体値段は最低300ペソ（約800円）で、現地の物価からすると超高額です。色々なヒーラーの方たちが売っているものもありますが、一番買いやすいのはセンチュリー オールド バレッテ ツリー（Old Enchanted Balete Tree）のおみやげ屋さんで売っている惚れ薬。瓶の中に巻紙が何枚か入っていたのでかさ増ししてるのかなと思い、「この紙は何？」と聞いてみたところ、「呪文が書かれた紙です」という驚きの回答が！友人が10年くらい前にシキホール島で惚れ薬を買ったという話をしていたので、そろそろ買い替え時かなということでおみやげに買っていきました。
黒魔術には「心付け」を
黒魔術を商売として行うのは信仰に反しているらしく、ボロボロなどのヒーリングは基本的には値段は決まっていません。そのため、「寄付」という形でお支払いします。100ペソ（約250円）お渡しすれば十分という印象ですが、ヒーラーの方に直接お渡しするのではなく、募金箱や神棚のようなところにお供えする形で渡すのが礼儀だそうです！
不思議な習慣が残りつつも、人の素朴さややさしさに癒されるシキホール島。またぜひ訪れたいです！
▼フィリピンでの滞在記
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