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『潮風のアルペジオ』(本編)

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22万文字・全37話分 → ¥200【単体マガジン価格】1話毎でなく長編全体の価格が200円です。《ご注意》一時期Kindle電子書籍販売をしていた『潮風のアルペジオ』と同作品。…
全4章、37話構成、文字数約22万文字(分厚めの文庫本程)。既に執筆済みのため順次投稿予定。
¥200
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記事一覧

第一章 10話 止まった音楽

 10・止まった音楽  何週間も雨は降らず、毎日残暑の日照りが続いていた。駅へ向かうバス…

なみだねこ
1か月前

第一章 9話 理由

9・理由  猛暑日が続く夏の間、凛と凪々は、友達の家へ遊びに行ったり連れてきたりして好き…

なみだねこ
1か月前

第一章 8話 暗号

 8・暗号

なみだねこ
1か月前

第一章 7話 新居への誘い

7・新居への誘い  時々夢を見る。まだ母が生きていた頃の夢を。がらがらと引戸の玄関を開け…

なみだねこ
1か月前

第一章 6話 双子の怪我

6・双子の怪我

なみだねこ
1か月前

第一章 5話 何者

 5・何者

なみだねこ
1か月前

第一章 4話 本を借りる

 4・本を借りる  七月に入り梅雨明けが近づいてくると、晴れた日の陽射しと蒸し暑さは容赦なかった。少し動くだけで簡単に汗ばんでしまうこんな季節にも、夏雲の向こうには見えない音符が音を発して、青い空はいつものように新しい音色で歌を作っていた。 「行ってきまーす!!」   「待ってー、お兄ちゃん」 「二人ともっ、転んでケガすんなよっ」  凛と凪々が元気に家を飛び出していく。  いつものように、危なっかしいほど元気な彼らを玄関先で見送る。  彼らが小学高学年になってからは、

第一章 3話 音が聴こえる

 3・音が聴こえる  子供の頃、夕焼け空を見上げた。  青と桃色の織り混ざった空に一番星…

なみだねこ
1か月前

第一章 2話 鎌倉にて

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なみだねこ
1か月前

第一章 プロローグ〜1話 出会い

第一章:高 校 時 代  プロローグ 〜想い出〜 「あのね、音が降ってくるんだ、空から」  …

なみだねこ
1か月前
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