コンポーネントを手作りする(布と糸)
読んでくださってありがとうございます!
今回は、「コンポーネントを手作りする(布と糸)」
というテーマで、2022年中に作った、二つのボードゲームのコンポーネントについて書こうと思います。
ボードゲームのコンポーネントとは?
まず、私が言っている「コンポーネント」とは、なんぞや?というところから。
コンポーネント:component
部品や、成分を意味する英単語
です。簡単に言うと、ボードゲームの中に入っている内容物、ですね。カードとか、コマとか、ダイスとか…
それを、(布と糸)で作るぞ!と思い、実際に作って、ゲームマーケットで頒布しましたという話です。
何で布と糸?
一口にハンドメイドでコンポーネントを作ると言っても、
レジン
プラ板
ウッドバーニング
などで制作されてる方は既にいらっしゃいました。
私は手芸歴25年以上、洋裁の専門学校も出ており、布と糸を使うハンドメイドを長くやっていました。
ボードゲーム歴はまだたったの5、6年ですが、大人になってからハマれたかけがえのない趣味です。
そして手芸は本当に私の人生と言っても過言ではない程の趣味です。
この二つの趣味を融合させられたら最高だな、というところから始まりました。
さらに、上であげたようなハンドメイド手法ではなく、今まであまり見たことのないコンポーネント制作の手法だということも、人と違うことをやるのが好きな性格と合わさって、やる気が燃えました。
1番の協力者、理解者
布と糸でボードゲームのコンポーネントを作りたい!と思ったのはいいものの、私は当時、ルールを考えることができませんでした。
その時、私が配信しているボードゲーム系ラジオ、「ちっち邸のゆるっとゲーム雑談」にて、ゲストで出てくれることの多かった、依酉みどりさんと一緒に、コラボでボードゲームを作る話になったのです。
その時のラジオがこちら。
私のボードゲームのコンポーネント作りはここから始まりました。
依酉みどりさんには、本当に感謝しかありません!!
CAKETAKE(ケイクテイク)
元々、ペットボトルキャップを芯にしたケーキやサボテンを手芸で作っており、これらはボードゲームのコマにぴったりなんじゃないか?と思っていました。
みどりさんはたくさん私の意思を汲んでくれて、ペットボトルキャップを芯にしたケーキでゲームを作ろう!という方向にしてくれました。
初めは、フェルト製で、知育玩具風の見た目でした。
何度もみどりさんに相談しながら、ブラッシュアップしていき、やっと頒布した時のデザインが決まりました。
決定したデザインがこちらです。
Twitter上でも反応がよく感じ、とてもありがたかったです。
こちらは、2022年春のゲームマーケットで新作として頒布し、2022年秋のゲームマーケットで再販しました。
M&M Boutique(エムエムブティック)
2022年秋のゲームマーケットは、ケイクテイクの再販だけでなく、新たに新作も作りました!
もちろん、こちらのゲームも依酉みどりさんのゲームデザインです。
ケイクテイクのケーキコマの難産具合に比べると、少し早めにデザインが決まったような記憶です。
元々は、コンポーネントの中にビーズを繋げたネックレスもあったのですが、そこをドレスに変更したのは、作るのは大変になりましたが、変更して良かったな、と思えることでした。
おかげで見た目がより華やかになりました。
作ってみて分かったこと
一年間で2作品、走り抜けて制作してみて、そしてゲームマーケットというイベントで頒布してみて。
ハンドメイドのコンポーネントを好きでいてくださる方は、一定数いらっしゃるな!と強く感じました。
好きな方はとても好き、興味ない方は全然興味ない、好みがはっきり分かれるところが面白いですね。
そして、宣伝の重要さを痛感しました。
ありがたいことに、ケイクテイクのコマはたくさんリツイートして頂き、割と多くの方が「知ってる」状態にありました。
それに比べるとエムエムブティックの方は、認知度が少しだけ低かったかなと思います。
更に、2作品頒布してみて、どの程度の個数が、求められているのか?もある程度把握することが出来ました。
一体、いくつ作ればいいんだ!?というのが、次回から少しデータを元に決めることができるようになったのも、一つの収穫です。
宣伝
そして、2022年12月3日現在、私のboothにて上の2作品を通販しております。
もしこれを見て気にしてくださった場合は、こちらから購入できますので、よろしくお願い致します。
今後のこと
これからも、布と糸を使ったコンポーネントのボードゲームを生み出していきたいなと思っています!
ゲームデザインは、また依酉みどりさんにお願いするかもしれないし、自分で作るかもしれないし、みどりさん以外の方のゲームデザインで作るかもしれません。
つまり未定なのですが。
この2作品だけで終わらせず、今後も続けていきたいと思ってます。
さすがに年に2回ゲームマーケットに出るのは、難しいかもしれませんが、春か秋のどちらかだけでも出れるようにしていきたいものです。
最後まで読んでくださってありがとうございました!
ミナっち
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