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私の仕事は、医療事務。

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内科・胃腸科のクリニックで、医療事務を担当。2019年10月に、未経験で始めました。仕事をしている中で感じることを並べます。
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2020年8月の記事一覧

慰労金のオンライン申請をして見えたもの

書類を持ってきた先輩が言いました。 「院長がね、慰労金の申請をオンラインでやってみてって言うんだけど、私じゃよくわからなくて。見てみてくれる?」 結局、ものの数分でできたんですけど、書類などを見て、「あーこりゃわかんねーのも当然だわw」という気分になりました。 そもそも慰労金って何?『新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金』っていうのが正式な名称なのかな? どうやら私のような病院の受付事務でも、5万円、いただけるそうです。申請のためのマニュアルはこちら。 39ページも

病院受付でよくある質問:待ち時間

コロナ禍の今の時期は特に、病院ではあまり待ちたくないのが本音では? 病院の受付で仕事をしている私も、患者さんからよく聞かれます。 「何分くらい待ちますか?」 この質問に正確な答えを出せる人は、おそらく、いないのではないでしょうか。先日、私が体験した経験を基に、ご紹介します。 実例:待っていたのは2人平日の午前中、Aさんがいらっしゃいました。そのとき、待合室にいたのは2人です。 Bさんは、毎月、決まったお薬をもらいに来る患者さん。受付では特別なことは何もおっしゃってなかったの

受付は、ステージである。

仕事に行けば、私はいつも、クリニックの受付に座る。 来院した患者さん達に、まず、声をかける。 「こんにちは。今日はどうされましたか?」 クリニックで働き始めたころ、仕事の内容がよくわからず四苦八苦するのはもちろんだが、それ以上に慣れないことがあった。 待合室にいる患者さんに、常に見られているような感覚を覚えたのだ。それに疲れてしまうのである。 もちろん、実際には常に見られているなんていうことはない。入社時はまだ、待合室には閲覧用の新聞や雑誌、書籍、漫画などが置いてあった。