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詩「よるとぼう」

窓辺から湖が見えた気がした
鴨 水しぶき しんめんもく
空は目に飛び込んできた
見えられる限り濃紺をまとって
星は目に残って
恋をどこまでも映す役を担った
よるとぼう
おおきくすいこんで
あなたの眼鏡の縁が
最後に踏んでく 階段の段
(JINS いかなきゃ)
何でも見える気がした
破片が
フォーカスしたものは
おんなのこ
小さな
心の
別の破片は
小さな
ラーナ
ぼくがひそかに想いを寄せた人は
元気かどうか見せてくれ
きらきら
空は
いよいよ目に飛び込んできた
すべて飲み込んで見えるのは
仕方がないよ
よるとぼう
どちらも
真っ直ぐで
タバコみたいだ
一緒に摩天楼へ
ラーナ




ふふ。


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