詩「きれいな水」
アパート外の川に浮かぶ水
よく見れる機会なんて今しかない
濁って いない
おもったよりも
むしろ澄んでいて
濁ってたのは
他人が立つキッチンで焼かれる
焼きそば
は香りも少し違くて
いやいや作らせる状況をつくったような
小さい頃の他人の家の昼食のよう
幾分笑顔で 不思議だけれど
なんか作るだけってのが
幸せな人もいるんですか
水
泡立つくらいに高低差が少しあればいいのに
わーって
口に流れ込む水
みたいな麺
わーって
流し込むビール
みたいな感情
わーって
物干し竿に邪魔された逢瀬
の保証期間を設定
する目 の流れ
「なんかその だあれも見てない感じの目が」
あ あ あ
わーって
そう、わーって
夜だしさ
そう、わーって わー
わ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?