見出し画像

【学生コラム】みんなが主役のまちづくりへ。

はじめに

はじめまして!
みなとーく学生メンバーの佐藤颯(サトウソウ)と申します。

コロナ禍でも継続的にオンラインで開催をしていたみなとーくに、ご縁あって自分もメンバーとして参加させていただくことになりました。
今回は簡単な自己紹介と自分が活動にかける想いなどをnoteにできればと思います。

まずいきなりですが、自分は港区にルーツなどは何もありません。
生まれも育ちも、現在通っている大学も、全て港区外です。
ただ、大学入学前に参加した赤坂のゴミ拾いのボランティア活動がきっかけで、どんどんまちに魅力を感じていくようになりました。
まちづくりに魅力を感じてから様々な方々とつながることが楽しくなり、今では生まれ変わったように楽しく活動することができています。

たくさんのヒトと繋がり、視界を広げた学生生活

コロナ前に開催されたみなとーくにて。

気づけばぼくも大学4年生になり、就活などを機に大学生活を振り返る機会がありました。
これから少し余談になりますが、自分の学生生活を振り返る中で、ぼくの活動の根幹にあるのはヒトとの繋がりであることがわかりました。
(遠回りしますが、必ずこの結論に戻ってきます。)

【学生生活を振り返りつつ自己紹介】
青山学院大学文学部在学。趣味は散歩。
◆2つの自治体の区議会議員(無所属)秘書を掛け持ち。
◆大学でのゴミ拾いボランティア活動を立ち上げ、大学本部や地元の商店会と共同でまちづくりに関わるイベントを開催。
◆FMラジオ局のパーソナリティとして2つの番組のMCを担当し、街で素敵な取り組みを行う方々の魅力を発信。
◆大手広告代理店の新規事業室にてまちづくりプラットフォームを運営。

その他、採用コンサルティング会社でセールスディレクターを務め、年間2000万円の広告運用をしたり、人材紹介×テックスタートアップ企業にて取締役ポジションで経営に携わるなど、全く親和性のない領域ばかりで活動をしています。(のちに伏線回収します。)

これだけ見ると本当に充実した大学生活を過ごしている気がしますが、実は活動を始めたきっかけは全てヒトとヒトとのつながりです。どんなに振り返っても、例外は一つもありませんでした。
ぼくは活動を始めるのに際して、WEBのプラットフォームなどを使ったことは一度もありませんし、正直何か自分で特別なアクションを起こしたかと言われればそんな大そうなこともしていません。
よくよく考えてみると、全ての根幹にあるのは街や社会との接点と、一緒に活動をする仲間でした。

ひょんなことから自分の動力源に気づいた

25歳以下の参加者だけで開催した街のあれこれを考えて妄想するワークショップ。

以前、自分のモチベーションの根源に気づいた瞬間がありました。
大学2年生の時、知り合いの経営者から「颯君が望む額の報酬を渡すから、今やっている仕事を全部辞めてウチの会社に来てくれ」と言われたことがあります。(業務は特段興味のあるものではなかった。)
もちろんそれは自分にとって魅力的な話であり、当時のお仕事がお金になるかといえば△な状態でした。
しかし、気がづいた時にはぼくは脊髄反射的にそのお誘いをお断りしていて、自分のモチベーションがお金ではないことに気づいたのです。

思考を続けた結果、ぼくが学生生活で最も大切にしていることは「どうやって自分のアクションを街や社会に還元するか」と「誰と一緒にアクションを起こすか」でした。
ぼくは自分のアクションが社会におけるどのロールを担っているのかを明確に答えることができるし、一緒にアクションを起こす仲間たちの魅力も夜が明けるまで語り尽くすことができます。
結局、ぼくにとって一番大事なのはこの2つだったのです。(全く親和性のない活動を掛け持ちしていることもこれで辻褄があいます。伏線回収しました。)

なぜ「みなとーく」なのか?

コロナ前に開催されたみなとーくにて。

そう考えると、ぼくにできることは自分のアクションと同じ志を持った仲間を以て、それを街に還元すること。
小さな規模でも、街の人が声をあげる場に参加し、それを基にアクションを起こす。
これを実現できる空間が「みなとーく」だったのです。
「みなとーく」では様々なテーマからアイデアを得て、参加者全員が主役となって、ドラえもんの道具を妄想するように理想の街を語らいます。
一見実現可能性が低いものでも、街の人のパワーと知恵で実現される事例もたくさんあり、それがぼくをまちづくりに惹きつける大きな理由になっています。"参加者全員が主役"、とにかくこれが「みなとーく」の魅力です。

港区にはたくさんの人が住み、働き、遊び、学んでいます。
こんなダイバーシティあふれる街でアクションを起こせば、失敗してもうまくハマっても必ず日本のまちづくりの取り組み事例として注目されます。
それも含めて、モチベーションなどが良い意味で介在することなく好奇心だけで活動を続けることができているのかもしれません。
注目されたいという若気の至り故のエゴがあるからと言われれば、否定はできないかもしれません。それでも「みなとーく」はそんなこと以上に楽しみながらアレコレ妄想できる幸せな時間であり、ヒトとヒトを繋ぐプラットフォームにもなっていたのです。

さいごに

オンラインで開催したコロナ禍でのみなとーく。

ようやく結論に戻りますが、やっぱり街を作るのはヒトであり、つながりが大きくなればなるほど街はおもしろくなります。
コミュニティが大きくなれば意見が割れるリスクもありますが、大人の利害関係を無視して何の臆面もなく突っ込んでいける学生だからこそ、まちづくりがぼくの目には美しく映ったのかもしれません。
でも、ぼくをそうさせたのは「みなとーく」で意見を楽しそうに出し合うヒトであり、今後もそれは変わらないように感じます。
あわよくば、ぼくみたいにまちづくりに魅力を感じる学生を一人でも増やせたら…なんて考えながら、今後も「みなとーく」を盛り上げることができればと思います。
長文にお付き合いいただきましてありがとうございました。


▼ぜひ他の記事もご覧ください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?