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2021年グッドデザイン賞を受賞!

嬉しいお知らせです!

株式会社オレンジページが取り組む「コンポストで始まる循環の生活実装デザイン」が、ローカルフードサイクリング株式会社と私たち「みなとーく」と共同で、2021年グッドデザイン賞を受賞しました!

「みなとーく」は港区に住む人、働く人、学ぶ人、関わる全ての人とともに、”港区をよくするために、私が出来ること・こうなってほしい”アイディアを考える場として、2010年にスタートしました。2020年9月に、ゲストにローカルフードサイクリングのたいらさん、4natureの平間さんをお迎えし、「循環型社会とコミュニティの可能性」と題して、コンポストに取り組む経緯や活動の広がりについてお話をお伺いしました。参加者含めたディスカッションで、「公園にコンポストを置いて、肥料として循環する」といったアイディアが出ていました。

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当日の参加者でもあったオレンジページ一木さんが主導され、自分たちのテストキッチンで出た生ごみをLFCコンポストで堆肥化し、新橋桜田公園の生涯学習センターに活用するというお話も伺いました。花壇に入れる当日伺ったのですが、オレンジページの社員さん、造園会社の皆様、通行人の方も足を止めて見ているなど、コンポストを通じて新しいコミュニティが生まれるのではないかと実感しました。

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2020年6月に「これからの公園・パブリックスペースのあり方」をテーマにみなとーくで話していたこともあり、具体的にコミュニティコンポストを公園に広げていけないかと思い、オレンジページさんと港区担当者、エリアの賑わいづくりに取り組んでいる新虎通りエリアマネジメント協議会ともつなげ、今回新橋桜田公園にてコミュニティコンポストが実際に具体化することになりました!!!

この一連の取り組みを主導されたオレンジページさんの生活実装するデザイン力が素晴らしい賞を受賞され、そこにみなとーくが関われたこともとてもうれしく思っています。まずはこの取り組みが成功すること、そして今後広がっていくことをみなとーくとしてもサポートできたらと思っています。

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今回の取り組みは、みなとーくとして目指してきた、「港区の未来について、様々な分野で活躍するゲストと参加者の方々で、どうやってより良いまちをつくり、またそのプロセスに多くの人が関わることができるのかを考え、イベントで発想されたアイディアを出した方々自身がプロジェクトとして実現させる」という素晴らしい事例になったのではないかと思います。その分野だけでは解決できない課題をみんなの知恵で解消していくことを、今後も目指していきたいと思います。ご興味ある方、仲間に加わりたいという方ご連絡お待ちしています。minatoku.minatalk@gmail.com

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以下、オレンジページさんのプレスリリースから、ディレクターとして掲載いただいたみなとーく関係者のコメントです。詳細はオレンジページさんのプレスリリースをご覧ください。https://static.orangepage.net/media/news/384/files/20211020orangepage_gooddesign.pdf

・中 裕樹
「みなとーく」は港区に関わる多様な方々とともに、”港区をよくするために、自分自身ができること・こうなってほしい”アイディアを考え、具現化していく取り組みです。コンポストをテーマとしたワークショップを通じて、個人での取り組みが地域とつながることで、持続可能な循環が生まれる可能性を感じました。生活者、企業、店舗が集まる都市ならではの魅力を活かし、行政のご協力も得ながらモデルケースができたらと思います。

・横尾 俊成
都市では近年、狭い土地に多くの人が集められ、マンションと職場を往復する毎日で職場以外の交流、近隣同士の交流は省かれてきました。経済を産みづらい食物は郊外で生産され、都市生活者はそれを消費するのみでした。一方、私たちのコンポストは、彼らを簡単に生産者にします。多様な人と企業、 NPO、エリアマネジメント団体、行政、それに農地をつなげ、循環を生んでいます。ここで生産されるのは、花壇や農地の土のみならず、人々の関係性です。

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