料理好きだから思う、作っても作らなくても大事なこと

毎日の家事、何が好きですか？
料理？洗濯？掃除？
全部嫌いな人も全部好きな人もいるかと思いますが、
私は料理は割と好きです。
美味しいものを食べる時間がとても好きだから。

できるだけ旬のものを余計なものを加えすぎず
素材の味を生かして
体を作っているものだから肉、魚、野菜
栄養価もバランスよく
そうすると自然に彩りよくいただくことにもなります。

毎日のことだから大切でもあるけれど
好きといっても毎日メニューを考えて
買い出しをして毎食作り続けるのはとても大変なこと。
世の家族の料理担当の方、本当にお疲れ様です。

好きだから大切だからと食材のこと、栄養のこと、
色々学んでいくと
いつの間にか陥っているのが
手を抜けない、美味しいご飯を作らねば
のねばならぬ思考。

疲れていて休みたい
それなら外食すればいいのにって時にも
食材や栄養が気になって
食べに行ける場所の選択肢が少ない
そんなことに陥ってた時期が私もありました。

あれあれ？好きなはずの料理が
なんでこんなに自分を苦しめているの？

いつの間にかお料理をすること（DO）が
優先になっていたんですよね。
私がお料理することが好きだったのは
美味しいものを食べることが好きだったから
さらにそれは美味しいものを食べる時間の
自然な幸福感や大切な人たちと楽しく囲む食卓の
リラックス（BE)だったはず。

だとしたら、私が大切にしたいのはBEの方。
疲れてるのに義務感で余裕もなく
ちょっぴりピリピリしながら手作り料理を
栄養バランスよく何品も出すことよりも
リラックスして余裕がある自分でいることを優先する！
そう決めたなら、そこには思考チェンジが必要。
１品料理だって、気持ちに余裕ができるならいい
栄養だってたまに１食偏ったって、
1日、１週間通してみたらバランスは十分取れてます。
家族にお願いしちゃうのもあり。
外食したっていい
誰かが作ってくれる料理に感謝して
どんなものでも必要なものを
必要な時に食べられる身体であることに感謝して
そこに罪悪感なんて一切いりません。

そしたら、リラックスして余白ができた私は
また自然に楽しくお料理したくなるのです。
そのほうが家族だって幸せだし、
食べる時だってとびきり美味しくなるよね。