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私の中の愛すべき母アニマと内なる恋人アニムスの存在からブランディングを考える

こんにちは☕️今日は自分と向き合う日。
色々なことがひと段落がついて、最近は少しペースが掴めない日々。
そして変化の時。

東京アストロロジースクールの占星術の勉強がひと段落し、
所属していた女性のキャリアスクールのコミュニティにご提供させて頂いていたプチ占いも、フィナーレを迎えることができました。

また、タイミング良くといいますか、
河合隼雄さんの「ユング心理学入門」を読みながら
気づきがいっぱい、セルフカウンセリング。
そして今、ユング派の分析家であり占星術家でもあるリズ・グリーンさんの著書「占星学」を読みはじめました。

人の心や人格はとても多面体で、生まれ持った素質に合わせて育った環境や体験によって作られていくもの。
ほとんどの人が自分の中にある様々な自分によって、考えたり突き動かされたりして生きている。私もそんな一人。

今日は私のここ数日の思考の整理と振り返りも兼ねてのnoteです。
誰かに読んでいただくことを意識するよりも、自分の思考や感情を思いつくままに書きづつった日記のようなもの。
誤字、脱字、末筆でありますこと、ご了承ください🙏

セルフブランディングとは自己認識である

私はちょうど今、自分のブランディングを考えているところです。

ブランディングといっても、新しく作り上げた幻想の私ではなく、
私自身の中にある、素質や可能性を明らかにして、表に出していきたいということ、それが私の今の課題であり試練。

「課題や試練」と言ってる理由としては、これが私のコンプレックスや影とも向き合わなければならない作業になるから。

ブランディング=キラキラ輝くイメージのように思われるかもしれませんが、自分の中に無いものをとってつけても意味がなく、そこには自分の心の中から湧き上がる声を聞く作業であると私は考えています。

自分がこれまで意識していなかった部分に、光をあてて、しっかり目と耳を傾けていく作業。
もっと簡単というか、システマティックなブランディングの方法があるのかもしれませんが、今回の私にとってのブランディングは、無意識にも自分の心の中にあるものを取り出していく作業が必要な流れと結果なっていきました。それはもう、ブランディングというよりも、自己認識の作業です。

心を扱う人は、自分を相手に同化しないように影や投影に気がつき統合を続ける

私は以前からユング心理学の人が自己実現の道を辿る、個性化のプロセスにとても興味がありました。
目の前にいる人は自分の写し鏡、日々、何気なく生活していても自己認識となってしまいます。
大抵の人は、無意識的に、他者に自分を同化したり、影を投影して生きています。もちろん私もその一人。誰もが皆、少なからず同化や投影をしていると思われます。
自分の心の動きが分かりはじめると、他者の心の動きもわかるようになっていきます。
それが最初は辛く、表面上では仲の良い言葉であっても、その人の心の中では嫉妬心やライバル視している感情が気づくようになってしまう。
相手は私に影や同化をしていることに気がついていない。しかし、一方で自分も無意識的に同じ感情を誰かに投影したり同化しているのかもしれないと思うと、相手を責めることはできません。お互い様で、お互いに気付き合っていく人間関係の宿命なのでしょうか。

心理カウンセラーやセラピスト、占い師など人の心を扱う人は、まず自分の心を理解することが大事なのは、自分の心の動きが理解できていないと、クライアントさんにそのまま自分自身を投影しすぎてしまうことがあります。
そうゆう状態は相手と自分が同化してしまっている状態。
それは共感という形で一時は気分が良くなるかもしれませんが、根本的な解決にはつながりません。
共感は大切ですが、依存にもつながりかねません。その塩梅のみきあめや態度が必要なのでしょう。受け入れる側の器の広さにもかかってくる。

人間ですから、投影を0にすることは難しいと思いますが、極力0にできるように自分と相手を同化せずにフラットな視点で見れるように努めることが大事。
私も日々、自分の影や投影を見つけては、それは私の一部でもあるのだと統合する日々です。

私のアニマは母であり、薔薇の花のような人

私の投影や影となる根本的な心象、アニマとアニムス。

アニマは心の中の女性像であり影のような心象、アニムスは理想の男性像、内なるパートナーである。
今回、私はユング心理学でいうところの、同時性(シンクロニシティ)やカイロスとも呼べるようなタイミングで、アニマとアニムスに徹底的に向き合うこととなりました。

私のアニマはまさに母のような女性。花が大好きで、庭しごとが好きで、結婚したら専業主婦として家庭を一番に考え子育てをする、アートやファッションが好きな母。
子供のことを一番に考えて、優しくて、しかし頑固で女性としてのプライドもそこそこ高い笑。誕生日などで欲しいものは何かを聞くと、
「お母さんは、食べ物とか物は別にいらないから、綺麗なお花が欲しいわ。」というお決まりのセリフを何度も聞いた。
特に母はバラの花が好きで、珍しい色のバラの花をプレゼントしたりした時は、「去年もらったバラを挿し木にしてみたら、蕾をつけたのよ。」と嬉しそうに写真を送ってきたりする。
私が今、思う母は、美しくて、優しくて、プライドが高くて、決して自分を曲げない誇り高い、一輪の薔薇のような女性でした。

私はそんな母が大好きである一方で、私の中で母は影となっていきました。
まさに女性のシンボルとも言えるような生き方をしていた母をどこか馬鹿にする気持ちもありました。
美しくて優しい母に憧れながら、ずっと母のような人生は送りたくないと思っていたのです。
これが私のアニマで心の中の女性像で、影だったのです。
私は母のことは大好きという気持ちを持ちながら、
「母のように専業主婦として家にいる人生はつまらない。私は社会に出て、バリバリ仕事がしたい。男性と同じように対等に仕事ができるようになりたい!」母とは対照的な人生を望むようになりました。
そのアニマを補完するような存在が、私の中の男性像アニムス。
上記のように感じられていた時というのは、まさにアニムスに同化していたと言えるでしょう。

私のアニマを補完する内なるパートナーアニムス

私のアニムスを考えてみたら、これまで私がどんなタイプの男性に惹かれてきたのかを考察することで見えてくる。

私は子供の頃(小学校1、2年生ごろ)にやんちゃな男の子にいじめられたりした経験があるので、元気一杯に「俺についてこい!」というような積極的な男の子は苦手でした。
母のアニマを受け継いでいたのと、ホロスコープのアセンダントが牡牛座でもあることから、直感や感覚で生きているタイプで、現実的、安定・安心感も必要としていました。
そこを補ってくれるような、勉強ができる秀才タイプ、また力で支配されたくないという気持ちもあったので、中性的で優しい心を持った男の子に惹かれることが多かったのです。
たとえ窮地に陥っても、冷静に状況を判断し、切り抜けられる人。

昔好きだったアニメのキャラクターでいうと、幽遊白書の蔵馬のような男性。人間に育てられて、母の優しさに触れたおかげで大切な人や仲間を守ろうとする優しさと、残忍な相手には容赦ない対応もできる一面も持っている。冷静な判断力と決断力を持っているところ。
もしかしたら、母にもそんな一面があったようにも思えるけれど、幼かった頃の私には母にはなかった側面だと思っていたのかもしれません。

当時まだアニメがオタクだけのものみたいな印象があった頃に、私はアニメ好きな友達と一緒にアニメイトに行って、薔薇のイラストでいっぱいの蔵馬の下敷きを買って飾っていたりしました笑
蔵馬も薔薇を持っていることも、何気に母とかぶっているような気がしました。

また自分の中の母を思う蔵馬の気持ちに照応していたのかもしれないなと感じたり。
こう、振り返って分析してみると、きっと蔵馬という魅力に溢れたキャラクターをアニムスと感じていた女性は多いのではないかと思いました。

また、蔵馬だけでなく、まだまだ私にとっての心の中のパートナーともいえるアニムス達が浮かび上がってきたのです。

アニマとアニムスを自分の一側面として認識することが統合のはじまり

私の男性像のアニムスと、女性像のアニマは裏表の関係であり、
そのどちらか一方に同化してしまうと、その同化していない方が心の中で葛藤を引き起こしてしまう。
自分の中に、理想の女性像、男性像があり、理想の女性に反発しようとする影、自分が生きれなかった人生に憧れと嫉妬を抱くような感情も存在する。
それを人は誰も無意識に、他人に投影したり、あたかも自分であるかのように共感・同化したりしている。

同化するのではなく、自分の中に複数の人間が共存しているということを認識することで、一方の極端な傾向に引っ張られないようにすること。

性格診断などで、分類されるものはあくまでもその傾向が強いと参考にしつつも、その180度反対の傾向も、無意識のうちに私たちは補おうとしていることもあるからだ。

アニマやアニムスを認め受け入れ愛して、それを他者に投影せずが、ありのまま

アニマを他者に投影したり、アニムスと同化している間は、本当の自分を生きることはできていない。
しかし、アニマもアニムスも対の存在。解決策は一つしかない。
自分の中に相反する存在がいることを認め、自分の行動や趣向がそれに動かされていることを認識すること。
確かなことは、どちらも自分にとって愛すべき存在であることだと思うのです。
アニマは可愛さ余って肉さ100倍の存在。アニムスは理想の物語の王子様。現実にはいないということ。
そんなフィルターが自分の中に存在することを知っていれば、人間関係も色眼鏡を通さずに見ることもできるはず。

そして、私のセルフブランディングに戻ると、
私は自分のコンプレックスを超えて、母のような薔薇のような女性を目指し、自分で体現していきたいと思ったのです。

母のような女性性をしっかり受け止めて生きていきたい。

また、私の人生をこれまで引っ張ってきてくれた内なるパートナー、一例の蔵馬的存在にも、これまで私を引っ張って支えてきてくれたことに敬意と感謝を込めて、私の心の中の一部とすることで、私は私の創造性を発揮して生きていけるような気がしています。

心の中の理想の女性と男性が力を合わせることを意識することで、私の中の女性性と男性性が上手にタックを組める。
きっとこれが、人が歩む個性化のプロセスなのかな。

ところで、自分のアニマとアニムスの統合された状態を想像してみたら、
美輪明宏さん!??をパッと思い浮かべたのです。

確かに、薔薇と母と、蔵馬を掛け合わせたような…
良い意味で人間離れして、美しく愛に溢れて、しかし冷静でクールな知的さも兼ね備えていらっしゃる。美輪さん大好きです。
それから、私、美輪明宏さんとは同じ誕生日🩷

セルフブランディングは、薔薇と母と蔵馬と美輪明宏さん、
そして今の私の持ってるスキル、学んでる占星術、心理学、デザイン
これらを掛け合わせて構築していけたらいいなと思い始めてきました🌟
(恐れ多くも、美輪様✨🌹、、、高みを目指すことを考えたら十分すぎるかもしれない)

私にとっては、まだまだ取り組むべき課題。
一歩づつ噛み締めて、少しづつだけど前進していきたいです😊

最後までお付き合いいただき、どうもありがとうございました🩷

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