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起業塾スタート

2019年10月19日
初めて足を踏み入れた「創業セミナー」の世界

実際の講義までは3カ月も間があり、
いろんな葛藤もあったので
時系列に初回授業までのふりかえり。

もともと、公益財団法人 名古屋産業振興公社 
新事業支援センターさんが開く
起業塾の創業希望者18期生募集
のチラシから始まりました。

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11月23日

10月19日の段階で
ご興味のある方はこの説明会にでてね。
というので申し込みをしておきましたが、
実際何が行われるのかさっぱりわからず、
ただ流れに乗って参加。
数年前にこのシステムで開業した親戚の助言で、
自前の名刺を作って持っていきました。
とりあえず創業とはいえ具体的に何をやるとか、
できるとも思わず、
まだふんわりした思いだけだったので、
なんとなく肩書は「焼き菓子職人」
と名乗っておきました。
(それだけでもなんだか緊張、おこがましいというか)
どんなお菓子を作ってきたのか、
パッと見てわかってもらえるよう、
インスタの新しいアカウントに
慌てて焼き菓子の写真をアップ。
当日は、ドリナビのシステムやメリットの説明ののち、
自己紹介しあうという項目がありました。
私と同じく、ふんわりした状態の方もいれば、
よくわからないけど経済学部だから
勉強になるかとおもって来てみたという大学生から、
具体的にこうしようと思っているというビジネスマン、
一つ前の期生さんで開業準備に取り掛かっている状態での
参加だったり、すでに開業済みでチラシ的な冊子に
宣伝を載せたという先輩までいろんな方がいました。
みんなが立派に見えてまぶしすぎてつらい。
異業種交流会のような雰囲気で名刺交換が始まりました。
が、本当に自分はやりたいやりたい昔から言ってるけど、
実際開業なんて大それたことやれる気がしなさすぎて、
かなり引き気味での参加。
堂々としている人たちをみて、
本当に場違いだと委縮してしまい、うまく交流できず、
ちょっと😞しょんぼりして帰宅したのでした。

11月24日以降の動き

ドリナビの18期生に応募するなら
12月2日23時59分までに申請することという期日をもらい、
流されつつもとうとう期限付きの行動を求められる。
申込書には具体的な創業予定時期
(いつかいつかと思ってた。←一生やらないやつ)
を書き込む項目からはじまり、
創業計画書
(いつも思いつきと行き当たりばったりで生きてきたのに)
も記入しないといけなくて、
創業の動機目的
(すきだから! こどもか)
事業内容(お菓子を作って売る ようちえんか)
想定される顧客ターゲット(知らないよー🤢)
当該事業の経験があるかどうか(ないから参加するんです)
他社との違い(なんでしょうか、私が一番知りたいです)
半年のドリナビ利用期間の創業計画を月ごとに具体的に記入
(夢物語かきこみました)
創業後の見通し(ない🤷‍♂️とはさすがにね。
なんか思ってもないけどそれっぽいこと書いておきました)
まで書くというかなり、ゴツイもの。
もう、項目を見た段階で心が折れそうに。

この時期、お菓子は作れる、売ってほしいという人もいる、
後は作る場所だけ、それがどうしたらいいかわからない
の無限ループに入っていたのと、
具体案を求められ甘さを再認識してかなり委縮して、
やっぱり今回はいいかなと書きかけの申請書を放置したり。

それでも、ここでやらなきゃ一生やらないよなぁとぐずぐずで、
とにかく動こう」と。考えていても答えでないから。
ドリナビ出身で知り合いの同期でシェアキッチンを運営されている方と
セミナーで顔見知りとなり
「なんでも相談して!」のお言葉(社交辞令だけど)
に甘えに甘えてしまいました。
とっかかりがそこしかないって思い詰めてました。
メールで愚痴のような思いのたけを勝手に伝え
(困惑を見せず誠実な対応ありがとうございました)
キッチン見せてくださいと

12月2日申込書の締め切り日

夕方ギリギリ押しかけたり
(もちろん予約してからとはいえ、図々しいったらない)
だいぶんご迷惑おかけした。
そして、実際に仕事をしている人の
厳しい目線やご意見を賜った。
イケイケどんどんのその方は
「申し込みするんだよね?」というので、

実は・・・ツレが欝で休職してて今後、
今までのように安定した生活が送れるかわからないし、
自信ないし・・・
とウダウダいう私を
「何をいまさら」的あきれた目でみられ反省。
うーん、とりあえず、申込書は出す!
面接も残ってる。
面接に通るかもわからない。
橋にたどり着くまでは渡らなくていいと言いますからね。
(大草原の小さな家のかあさんの名言)

セミナーの日に23時59分までは受け付けますと茶目っ気たっぷり、
冗談めかして言っていた担当の方の発言が冗談事ではなく、
申請書に貼り付ける写真撮影も大急ぎでやり、

12月2日23時55分

送信しました。
その申請書は無事うけとられ翌12月3日、
面接の日取りが送られてきました。

12月6日

面接が行われ、無事に通過

12月11日

必要書類をそろえて提出に。
必要書類には税金の滞納をしていない旨の証明
というものもありましたが、
専業主婦の私はそもそも税金納めてないというので
別の書類をもらいました。何だったか忘れましたが。

年が明けて

1月8日

ドリナビのオリエンテーション。
いよいよ、創業準備の事務所として使える
個人ブースが割り当てられました。

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せっかくなのでちょっと早めにいって
自分のブースで何となくパソコンつないでみました。

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首を90度、またはタブレット、端末をくるっとしてご覧ください。
画像回転できず…スミマセン

オリエンテーションでは17期生で半年で開業にこぎつけ、
今は一人とはいえ株式会社の社長となられた方が、
「これに参加して本当に良かった」と目をキラキラさせて、
「今僕の前にいる皆さんは半年前の自分です。
~中略~ここに来ているだけでもすごいことなんですよ」
と励ましをくださいました。
その後18期生全員の自己紹介タイム。
ツレも含め14名が夢追い仲間となりました。

ちょっとモチベーション上がりつつ、帰宅

1月15日

またしても個人面談。
ここでまた具体的にどうやって実現するのかなどのお話から、
実際半年後にどのくらいまでこぎつけたいのかと問われ
「開業です」と。大きなことを言いました。
が、「そうなると5カ月ちょっとですね」と冷静なご意見。
でも、そうやって現実の数字をもらったので
初めてまともに考えるとっかかりができた気持ちになりました。

3月中には実家の説得を済ませる。

4月には申請書類を提出する。

5月には工事を終わらせ、

6月に保健所の施設検査をしてもらい許可書を交付してもらう。

とおおまかに決めました。
申請書の具体的な動きに夢物語書いていた自分が、
多少まともな意見を思いつけるようになってました。びっくり。

つまりは2月中に改装の案と見積もりださなくちゃ

そしてようやく

1月29日

第一回の起業塾と相成りました。

創業セミナー説明会と同じような内容でしたが、
18期生14名より多い人数が講義を受けており、
どうやら、外部受講生ということでいらしている方々も
一緒に受けられるようでした。
早速ワークなどもあり、
具体的に自分の強みやら不足していることの書き出しや、
それを具体的にどう生かすか、どうゲットしていくのか、
などなど。さすがに3か月毎日ぐるぐる考えていたので
甘いかもしれないけど何とか書き出せたし、
名刺ワークでは

15文字の肩書をかんがえて とあって

オーブンからハッピーをお届け minä keittiö (ミナ ケイッティオ)
本名〇〇 〇〇

といたしました。 

経過報告 ここまで。続く

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大切な人に食べてもらいたい、安心安全でシンプルな材料で手作りのお菓子を誠実に丁寧に作れる範囲内で売る、みんなに愛される小さなお店を開きたいと思っています。