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柑橘を食べた記録(3月)

柑橘にハマったので、スーパーや宅配で発見した旬らしき一品など、記録を残すことにしました。
3月は、たんかん・はるか・いよかん・せとか・はるみの5種です。

柑橘=みかん、レモン、ゆず……くらいのイメージしかなかったのですが、最近ではたくさんの品種が手軽に食べられることに驚いています。時代が進化してる~!!このドキドキが読んだ方に伝わったら嬉しいです。

◆たんかん

【ビジュアル】
オレンジ色の皮、粒が細長い果肉、皮はやや厚く固め、種あり。
【味わい】
実が柔らかく、果汁がジュワッと溢れる。濃厚な甘酸っぱさ。
艶やかなの香りと皮のホロ苦さが印象的。
【品種メモ】
ぽんかんとネーブルオレンジの自然交配種。亜熱帯で栽培される。

◆はるか

【ビジュアル】
レモンのような明るい黄色、皮が厚くて固め、小さな種あり。
【味わい】
弾力のあるプチプチの粒、フレッシュで爽やかな香り。
見た目に反して酸味や苦味はほぼなく、甘味が清らか。
【品種メモ】
日向夏の自然交雑種。
日向夏が種子親、なつみかんが花粉親らしい

◆いよかん

【ビジュアル】
オレンジ色の皮、皮が分厚い、種あり。
【味わい】
爽やかでさっぱり、すっきりとした味わい。甘さよりも酸味が際立つ印象。
薄皮硬め。実の水分量は多めでシャバシャバ。
ビターな余韻にオレンジの系譜を感じる。
【品種メモ】
正確な親品種は不明。
ミカン類とオレンジ類の交配種?
愛媛県を中心に栽培されている。

◆せとか

【ビジュアル】
オレンジ色の皮、皮が薄く柔らか、種はほぼなく微小。
【味わい】
甘味が強い。じゅわじゅわジュースが溢れる。
実が細長く柔らかくほぼジュースを飲んでる感覚。
オレンジのビターな名残りを感じる艶やかで甘美な香り。
【品種メモ】
口之津37号(清美×アンコールNo.2)とマーコットの交雑種。
なお口之津は長崎の町の名前で農研機構の果樹研究所の拠点もあるそう。

◆はるみ

【ビジュアル】
オレンジの皮、皮は厚めだがとても柔らか。種なし。
【味わい】
濃いめの甘酸っぱさ、実がぷちぷち。
薄皮も柔らかく剥ぎやすい、後味はさっぱり。
【品種メモ】
清美とポンカンの交雑種。不知火とは同じ親の兄弟品種。
ポンカンにもいくつか品種があり、はるみの親は「ポンカンF-2432」、不知火の親は「ポンカン中野3号」
どうやら、ポンカンには大玉の高梢系・小玉の低梢系の2系統あり、土地によって種類も複数ある様子。

柑橘、楽しい!

柑橘について何も分からないまま食べ始めましたが、年中なにかしらの柑橘は食べられるみたいなので、これから1年が楽しみです。
名前が似ている=親戚筋というわけでもなく(はるか、はるみは色も粒感もまったくの別物だった)
皮の厚みや実の柔らかさも違って、交配種もたくさん。食べたことのない柑橘がまだまだありそうで楽しみ。



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