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アベプラでの立憲民主党の特集を見て

アベプラの立憲民主党の特集を見て感じたことを書いてます。
立憲民主党に対する厳しい批判の一方で、改善のための提案(というか基本的に動画内で指摘されていること)を書いてます。


コミュニケーション能力の不全

この動画に限らず立憲民主党の方や熱狂的な支持者に対して思うのは、「対話的なコミュニケーション」の欠如だ。一方的に自分の好きなことを言う一方で、誰かが質問した時にそれとはまったく関係のない話を行うイメージがある。

メッセージが不明瞭

アベプラの動画内で盛んに言われていたのが「で、結局立憲民主党は何を達成したいの?」が分からない、という部分で且つ出演された議員の2人も上手く返答出来ていなかった印象。小川議員は「世界初の北欧型なんちゃらの福祉国家を目指し・・・」みたいなことを言っていたがあれはなんだったんだろう。響きの良い北欧型なんちゃらとか言ってないで、それは具体的にどんな国家でそれを成しえるためにどのような政策を目指すかを明確に教えて欲しい。

党の魅力低下

動画内でわかしんさんが言っていた「スター選手理論」が個人的に興味深かった。この理論は、スター選手のように目立つ議員の存在が党全体の人気を上げるという考え方で、良い悪いは置いといて選挙結果が個々の政策より政党の人気に影響されることを踏まえると大切だ。立憲民主党で誰か新たなスターはいるかな?と思うとやっぱり思いつかないので、若手議員の登用だったり新人の立候補者の擁立を頑張ってほしいところ。また、メッセージが不明瞭のところにもつながるけれど、一般の会社では、就活生が集まる会社説明会のために会社の理念を練り直したり会社の風土について振り返ったりするが、立憲は新人発掘を十分に行っていないから同時に政党の理念やメッセージを明確に打ち出すことができないのではないのかという指摘は大切だと感じた。組織に限らず、自分個人のことでもしっかりと振りかえっていくことが大事だよね。

不適当なメディア対応

私が一番強く感じるのは「どうして立憲ってメディアによく出るような人なのにメディア対応が下手なのか」という部分だ。言い換えると「本当に立憲の中でこの人がメディアでの説明を行う議員として適任だったの」という部分だ。正直、立憲のイメージは「上から目線」「都合の良い部分を多めに言う」「言いたいことだけ言って帰る」みたいなイメージがある。でも、たまにTwitterで流れるメディアにはあまり出ないような立憲の議員の呟きを見ると必ずしもそんな議員ばかりではないのだな、と思うことが多い。立憲にも立憲支持者以外からどのように見られているかという点でちゃんとバランスを取れて考えられる方も多いと思うので、発現/主張の内容はもっと精査したりしてほしい。

以上の観察を通じて、立憲民主党が直面する問題は、コミュニケーションの欠如、不明瞭なメッセージ、党の魅力の低下、そして不適切なメディア対応という四つの大きな課題が見えてきた。これらについて今後の改善が求められるでしょう。それでもなお、立憲民主党には多大な期待を寄せている。彼らには自身のメッセージをより明確にし、広範で誠実な対話を導き、組織としての魅力を高め、メディア対応を改善することで日本の政治を良い方向へ進めていってもらえれば思います。


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