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マーク・ザッカーバーグの発言に感じた不安:複数の仕事を求める社会に納得できない理由

最近、マーク・ザッカーバーグのスピーチを聞いて不安を覚えました。彼は、これからの時代は人々が様々な仕事を経験し、複数の雇用主と繋がる社会が来ると言っていました。しかし、私はこの考え方を信じたくありません。私は仕事を点々とするのが好きではなく、安定した一つの仕事で平和に暮らしたいと思っています。複数の仕事をこなすのは、一つの仕事でも面倒に感じる私には難しいです。

We’re all going to change jobs and roles many times, so we need affordable childcare to get to work and healthcare that’s not tied to just one employer.
私たちは皆、何度も仕事や役割を変えることになるので、仕事に行くためには手頃な価格の保育が必要ですし、1つの雇用主だけに縛られない医療が必要です。

複数の仕事を経験するメリットは、多様なスキルや知識を身に付けられることです。しかし、受動的に仕事を変えざるを得ない場合、プライドや尊厳が傷つけられることが大きなデメリットです。

最近読んだSFのストーリーでは、AIなどのテクノロジーが発展して人間の仕事を奪い、結果的に人々が新しい仕事を探し続けるという話がありました。これは生活の安定を脅かし、自分の努力や成果が否定されるように感じ、精神的に大きな負担となります。

ザッカーバーグの発言には、彼自身が成功した立場からだからこそポジティブに言えるという側面があり、全ての人が同意できるわけではありません。今後の社会では、テクノロジーの発展により働き方や労働環境が変わっていくことは避けられないでしょう。しかし、仕事が人々の尊厳や人間関係と深く結びついていることを忘れてはいけないと思います。

幸い、日本では労働人口が減少しているため、AIなどのテクノロジーが労働力の穴埋めをする形で導入される可能性が高いです。これにより、他国に比べて仕事を奪われるという影響は少ないかもしれませんが、今後の変化には注視する必要があると思います。

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