見出し画像

超ネガティブだった私がポジティブ人間に変わった出来事

Hi everyone! 

私が住んでいるワシントン州は毎日どんより雲と、湿気はないけど地味に迷惑なパラパラサーサー雨が続いています。なので日中でも電気が必須です。
ワシントン州は 秋から冬(10月頃から3月頃)の間はどんより雲と雨が通常なので、ここに住む限り、雨と生きる覚悟を持つしかありません。


さて。前回、「留学を決めたきっかけ」についてお話ししました。今回の投稿では、前回の投稿と関連しているので、ぜひチェックしてみてください。

「あなたにとってのターニングポイントはいつでしたか?」と聞かれたことはありませんか?実際、私は他の人の、人生が変わった話を聞くのが好きなので、よく質問してしまいます。笑 

私にとって、留学を決めた瞬間やアメリカに来てからの出来事が、人生を大きく変えました。ですが、自身の性格、考え方を大きく成長させてくれたのは実は上記二つの時期ではありません。

高校卒業後すぐに入学した語学学校です。


自己肯定感下がりまくりの高校時代

幼い頃から、背が低いことへのコンプレックスや、ずば抜けて秀でてる特技などもなかったためか、自分に自信がありませんでした。自分がすること、話す内容は「普通」で、自分は面白味がなくつまらない人間だと感じていました。
特に、高校生の時は常に周りと自分を比べては、勝手に自信を無くし、落ち込んで…を繰り返していました。当たり前のことですが、自分より勉強、スポーツ、英語ができる人はたくさんいて、自分にはない魅力を持つ人もたくさんいて、、、頭では分かっていましたが、自信の無さから、他人と比べて、自ら自己肯定感を下げていました


そんな中、「普通」な自分を変えたいという気持ちも相まって、大学受験を辞めて留学の道を選んだ私は、高校卒業後、留学準備として語学学校に通い始めました。


その語学学校ってどんなところ?

 語学学校:NIC International College in Japan という、約1年かけて留学に必要な 英語力・学ぶ力を身につけることができ、海外大学への入学手続きや準備を手厚くサポートしてくれる学校です。
ネイティブの先生によるアメリカの大学のカリキュラムを模した、1日4時間×5日間のオールイングリッシュでの授業(Reading+Writing特化 の2コマ・Speaking+Listening特化の2コマ)が行われます。

とりあえずエッセイやリーディングの課題が毎日あり、約一年間、授業時間外でも毎日5〜8時間は課題と勉強をしていました。大学受験勉強時も毎日同じくらい勉強していましたが、気持ちの持ち様は全く違いました。
語学学校での課題は新しく学べることが多く、ずっと楽しい気持ちでいっぱいでした。辛いと思った時といえば、睡眠時間が3〜4時間しか取れない日が1週間続いた時ですかね笑(その時盛大に体調を崩し、睡眠の大切さが身に沁みました…)

同じ志しを持つ仲間との出会い

学校初日、全生徒TOEIC テストを一斉に受け、その結果からクラスが6つに分けられました。1クラス15〜18人クラスの少人数です。
運良く1番上のアカデミッククラスに入った私は、たくさんの「ユニーク」なバックグラウンドや目標を持つクラスメイトたちに出会います。

  • 高校までインターナショナルスクールに通っていて英語ペラペラ

  • すでにアメリカやヨーロッパ、アジアで留学経験がある

  • 高校で数学を教えていた元教師

  • 「海外で音楽療法を学んで日本に広めたい」「サッカー選手のトレーナーになりたい」「先進国アメリカでIT技術を学び、AIに関する起業をしたい」「UNに入って発展途上国に貢献したい」など
    もうすでに目標、夢を持っている

などなど、多様な「個」を持つ人たちが勢揃いで、その上、すでにみんな日常英会話レベル、ネイティブと難なく話せるレベルのスピーキング力を持っていました。たまたま運が良くアカデミッククラスに入ったため、全くスピーキングに自信がなかった私は一人疎外感を持ったまま語学学校生活のスタートを切りました。


毎授業必ずディスカッション時間が設けられるので、英語をペラペラ話すクラスメイトたちに圧倒された私は、より自身の英語力に自信がなくなり、失敗を恐れ、常に文法や発音に気をつけながら話す、またはだんまりを続けながら参加していました。
「このままじゃ英語力も人間としても成長できないな…」と分かっていながらも、ミスが怖くて自分の意見を話すのを諦める、ということを続けていました。

クラスメイトたちと打ち解け、よく一緒に過ごすようになったある日、
「自分の英語力に自信がなくて、今、英語を話すのが怖いんだよね」
と彼女たちに相談してみました。

すると、
「それめっちゃわかる!言いたいこと言えなくて落ち込むことめっちゃあるよ」
「私なんか文法めちゃめちゃだけどとりあえず喋ってるよ。案外誰も気にしてないからね」
「私もいつもディスカッションの時間ドキドキしてるよ!みんなに意見伝わった時、すっごいホッとするもん!」
と、いつも英語をペラペラ〜と話し、一見英語に自信ありまくりの彼女たちから、共感や励ましの言葉がたくさん出てきました。
そんな彼女たちの一面を知り、
「私だけが不安に思ってたわけじゃないんだ」と疎外感や恐怖心がスーッと消えていき、その日から一言でも勇気を出して意見を言うようにし、ディスカッションで黙って参加することをやめました。

次第に積極的にディスカッションに参加する機会が増え、文法や発音を間違えて恥ずかしいと思う機会も減っていきました。


それは間違いなく、誰かが文法や発音を間違えたとしても笑わず、見下さず、常に尊敬の気持ちを持って、誰とでも対等に接していたクラスメイトたちのおかげでした。
私が感じていたように、彼女たちも自身の英語力で悩んだり、辛い思いをしたことがあるからこそ、他人を思いやる優しい心を持ち、寛容なのだと感じました。


そんな彼女たちと過ごしていくうちに、英語に対してだけでなく、自分の性格や考え方、行動にも前向きに、自信を持つようになっていました。

その上、みんな海外大学入学を目指しているため、目標や志しが高く、次第に互いに刺激し合い、高め合える関係になっていました。そんな日々を過ごしていくうちに、自身が大学で学びたい内容や大学卒業後の進路を明確に持つようになり、「なりたい自分」を描くようになりました。

こうして自身の「ユニーク」さを見つけ、気づけば自己肯定感が爆あがりしていました。


こうやって思い返して書き出してみると、とてつもなくネガティブだった高校時代から語学学校の1年間で人が変わったのか!?と思うくらい、ポジティブな人間になったことに気づきました。

出会いで人は変われる

この言葉をしっかりと感じた出来事でした。
人との出会いはご縁なので、これからもご縁を大切にして生きたいと思います。

これからもよろしくお願いします!

See you soon!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?