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伊勢神宮参拝二日目

伊勢神宮内宮

ホテルの窓からの朝日

今日は伊勢神宮二日目です。
朝起きて日の出を拝むことが出来ました。
神々しい朝日でしたね。
天照大御神様からの歓迎されているような眩しい光でした。

伊勢神宮 内宮参拝

朝食を済ませ、バスで内宮へと向かいました。
今日の参拝はガイドさんの案内付きです。

それでは、私のグループが回った参拝ルートをご紹介します。

【宇治橋】
  五十鈴川にかかる橋です。
  日常生活と神聖な世界をつなぐ架け橋とされています。
  こちらのは右側を歩いて渡ります。

内宮を流れる五十鈴川

【御手洗場】
  五十鈴川で手を清めました。
  古事記の物語 イザナキノミコトが黄泉の国から帰ってきて
  身を清めたとの話にならって私たちもここで禊をしました。
  (イザナギノミコトガ禊をした場所は、この川ではありませんが)
【神楽殿】
  私たち中学の同級生はこちらで厄年の祈祷を受けました。
  収容人数はおよそ500人くらいで、この日はほぼ一杯だったので400人
  くらいはいたでしょうか。
  平日の朝早くにもかかわらず御祈祷していただく方がたくさん
  いらっしゃいました。
  
  別代々神楽(べつだいたいかぐら)という舞いが披露されました。
  時間や人数によって別代々神楽ではない時もあるらしいです。

倭舞・人長舞・舞楽の三つの舞の披露がありました。
  祈祷時に舞を見られるのは伊勢神宮だけだそうです。
   
倭舞:楽師(がくし)の歌に合わせて舞女が舞います。
   優雅に舞う姿は単調ながらも幽玄な美しさを感じました。
人長舞:神楽人の長が舞います。
    神々しい舞いでめでたい舞いとして尊重されているそうです。
舞楽:緑色を基調とした装束の舞手が力強く舞います。

舞女さんになるには条件があります。
未婚で18歳の高校の新卒で容姿端麗である必要があります。
任期は5年です。


舞の後は神主様からの御祈祷が始まりました。
私たちの中学校の名前もちゃんと読み上げられてとても
ありがたい気持ちでいっぱいでした。

天照大御神様のご加護をいただき豊かで明るい生活が
約束された感じがします。
所要時間は約40分程度です。遠方から参拝の方は時間に
ゆとりを持つように計画されるとよいでしょう。

【正宮】
 正宮参拝の作法は、二拝二拍手一拝です。
拝むときは、腰を90度に曲げます。
拍子は両手を合わせて右手を少し下にずらしてたたき、
手を合わせてお参りします。
この時「感謝の心」「おかげさまの心」でお参りします。
私的なお願い事は好ましくないとのことです。

そして、お札やお守りを買い求めて今朝の集合場所でガイドさんと
お別れし、おかげ横丁へと向かいました。

とても神聖な空気に身が包まれて心が温かくなってきました。
わが国で最も尊い神社に参拝出来たことに感謝の気持ちです。
そして還暦の記念に昔の友人たちと一緒に参拝出来たことが
幸せで忘れられない思い出として残りました。

豆知識

1.外宮を先に参拝する理由
 内宮での祭儀の際、先に食事を奉るため、祭儀の順に合わせて
 外宮から参拝するのが習わし。

2.外宮は左側通行、内宮は右側通行の理由
  外宮は正殿が右側にあるので左側から拝むため。
  内宮はその逆ですね。

3.式年遷宮で廃材となったものは関係ある神社で再利用されている。
  私たち富山県には射水神社で再利用されていると説明受けました。  
  そういえば射水神社の御祭神は、ニニギの命ですね。
  天照大御神様のお孫さんです。

以上が私の巡った伊勢神宮です。
写真が少なくて残念ですが、その分きっちりと目と心に焼き付いた
はずです。

  


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