Comosssion状況にのみこまれずに、本当に必要な変容を導く「共にいる」力

毎週土曜日の朝、7:00〜行っている読書会&対話会から。
著者:ジョアン・ハリファックス老師(博士)
『Comosssion状況にのみこまれずに、本当に必要な変容を導く「共にいる」力』を毎週末、朝活を行っています。

まずは「瞑想」から。
心を「今、ここ」に落ち着かせ、共に学ぶ意識を揃えられたらいいかな・・・と、身体とつながる瞑想から入り、ハートを開くところまで誘導しています。
と言っても、みなちゃん流にアレンジされた瞑想なので私の学びと共に進化が充分に期待できる場所でもあります。
参加していただく方からのフィードバックやアドバイスがとても嬉しいです。自分の意見が言える場所になっていること、そして「こうするといいよ〜」と全体のことを考えてアドバイスをいただけることにより、ひとりでは気付けなかった視点が持てるようになります。
参加者全員の声を可能にすることは難しいのですが、フィードバックをいただくことで「私が大切にしたい事」に立ち返る機会を頂けています。
素直な気持ちで、学びを探究できる瞬間でもあります。


チェックインから音読会に入ります。
小さな区切りで、全員で読み回していく方法・・・。
この、「誰かに読んでもらう」ことで本の内容が染みるように入ってきて、線を引いたり、自分と重ねて広げてみたり、思考を働かせて深掘りしたりするのに丁度良い感じ♪

ひとりで全体を通して読んだ時には 残らなかった言葉がスッと入ってくる時・・・
みんなで同じ文章を追いながら共に読み進めている感覚を感じる時・・・
難しい言葉に何気なく愛の手が差し伸べられる時・・・
みんなで読むって、最高に暖かく、温もりを感じる心地よい世界だと実感。内容が、深く、難しさを感じる時も投げやりにならず、理解しようと意識が働く時でもあります。
内容が深いため、毎回数ページ読み進めて音読は終了。沢山読み進めたいところではありますが、多くは頭に入るどころか、混乱してしまうので少しずつ、焦らず読んでいる・・・そんな音読です。


読み進めた部分を整理するために、自分でまとめてみてから、対話をする時間をもうけています。小人数で小部屋に分かれて全員が言葉で表現し、アウトプットできるようにしています。文字に起こすこと、文字を言葉として表現することで内容が自分のものとして腹落ちし、自分のものとなります。
対話する相手がいるからこそ、響き合わせることができる。
相手がいるからこそ違った視点に気がつくことができる。
学びが大きく飛躍する時間でもあります。
欲を言えば、この時間をもっと確保したい気持ちも・・・。


個人差はあるものの 読書会だけでは、「日常と重ね合わせたコンパッションの理解」をするまでは、難しく、今日は別時間で「〜読書会の特別編〜対話会」をもうけました。
時間を共にして繊細な話をお互いに聴き合うこと、一緒にその気持ちを感じながら(他者視点取得)差し出し合うこと。
自分の気持ちを丁寧に見ていくこと(自己共感)。相手はどんな状態なのかを丁寧に見ていくこと(他者共感)。その2つをハートで感じたら、自然とコンパッションが芽生え、難しく感じてた本文がスッと心に入ってくる瞬間を一緒に体験できたことがとても豊かな時間となりました。
丁寧に差し出しあって、受け取りあって2時間。深い時間となりました。


もどかしさ、無力感、歯痒さ、日常のちょっとした心の変化をやり過ごさずに、踏み込み、立ち止まり、感じることで大きな気づきがありました。自分で気づくことに趣を置き、「思いやり」と「優しさ」「慈悲喜捨」の精神で、相手が自分でつながることへの信頼を握り締めながら共にいるのです。そういった「もどかしさ」を握り締められた時、差し出す側も お互いの気づきに喜びと感謝が湧いてきます。
そんな場を今 持てたこと、それが私にとって喜びでもありました。

眼差しを送る際の、全体の捉え方が変わると、相手に対する「心」にも変化があること。
「何かをする」のではなく、「愛を持って距離を置く」こと。
自然と本の内容のおさらいになっていた時間になりました。
一緒に時間を過ごせたことに 心から感謝します。

丁寧なこういった時間を何回かに1度、持てたらいいなと思いました^^
私は、一体何のために「コンパッション」の本を読み、読書会に参加しているのか。「何が起きることを期待しているのか」につながれた時間でした。

私たちは、計り知れない「愛」を持っていて、計り知れない「可能性」を持ち合わせています。
私たちは、愛されている。
世界は「愛」でいっぱいで、こうした小さな積み重ねが手とてをつないで生きていくことの意味を教えてくれています。
子供たちの未来へ、「愛」をつなげて行こう❤️

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