出産レポート①

出産予定日間近になっても出産兆候が全く見られず、胎児の推定体重も3400gを超えていたため、計画分娩を行うことになりました。
私の場合は主治医の勧めもあり、無痛分娩(また別の記事で詳しく書きます)を予定していたため、週末をはさんで週明けの入院と決まり、週末の間に陣痛や破水になったらどうしようとハラハラしました。

入院1日目

8:00
病院到着後、病棟へ行き、入院手続き。
手続きはナースステーションで行ったため、夫は面会スペースで待機。書類に記入し、バースプランを確認した後、病室へ。特に案内はありませんでしたが、一応個室を用意してくれていました。

9:30
主治医による内診。
週末をはさんでも子宮口が開いていないということで、バルーンを挿入。水風船なのですが、痛いというよりも違和感がすごかったです。
挿入後、じわじわと痛みが増してくる。

10:00
子宮口をやわらかくするための薬を服用。
生理痛のような痛みが10分おきくらいにある。テレビを見たり夫とおしゃべりしたりする余裕が充分にある。

11:30
産科麻酔医による硬膜外麻酔処置。
背中をえびのように丸めることが大変と聞いていましたが、クッションを抱いてぐっと背中を丸めて、処置を受ける。
麻酔の効き具合を確認するために、氷を当てられるが、全然冷たくない。
1から10のうち今の痛みはどれくらいかと聞かれるものの、どの程度が10か分からず適当に答える。
NSTをつけたところ、陣痛間隔10分を切っていたため麻酔開始。

13:00
麻酔の処置後、主治医が回診に。子宮口が開いてきて、バルーンが抜けかけていたため、バルーン撤去。
子宮口をやわらかくする薬は終わり、誘発剤の点滴を始めることに。

14:00
誘発剤開始。
濃度が濃くなる度に痛みの度合いも増してくることに。
完全無痛分娩ではなく、和痛に近い無痛分娩だったため、痛みが増してきて耐えられなくなる度に麻酔を調整してもらうシステム。この頃はまだそれほど痛くなく、耐えられる程度。

18:00
夕食。
分娩が進むと、万が一のことを考えて飲食が禁止になるということで、最後の晩餐になるかもしれないと聞いていたため、もりもり食べる。メニューは地味だけどとても美味しい。

21:00
助産師さんによる内診。
子宮口の開きが悪く、時間がかかるということで、夫は最終滞在可能時間の22時に一旦帰宅して家のベッドで休むことに。
午後、痛みは常に同じくらい。誘発剤の点滴が濃くなると薬でお腹が張る感じ。

22:00
夫帰宅。

22:30
痛みが増してくるので、耐えられなくなってくるとナースコール。
隣の陣痛室が急に慌しく。経産婦さんがやってきたらしい。立ち合いの子どもたちの声と絶叫が聞こえてきて、震える。どうやらベッド柵や壁を叩いているらしい。


隣にやってきた方の声で、そんなに痛いんだと恐怖に震えつつ、なるべく目を閉じて静かに過ごしていました。

②へつづく


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