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某カメラプロジェクトを支援してみた話
TLに流れてきたひとつの記事。
クラウドファンディングサイト「kickstarter」にてプロジェクトの概要・理念を読み(片っ端からGoogle翻訳…)、「Flashback ONE35」支援に踏み切るまで時間はかからなかった。
https://www.kickstarter.com/projects/joinflashback/flashback-a-camera-for-the-small-moments
上記ページから特徴をざっくり抜粋すると、
・使い捨てフイルムカメラ風外観の「デジタルカメラ」
・撮影結果の確認まで24時間かかる
・上記にはiOS/Androidアプリが必要
・1枚撮る毎にフィルム巻き上げを模した動作が必要
・撮影可能枚数は27枚で1セット
・撮影モードは(現状)カラーとモノクロの2つ
という、まさにフィルムカメラの不便さを疑似的に体験するカメラ。
iPhoneのフィルム風カメラアプリ「Dazzカメラ」が好きで、カメラを持たないような荷物少なめの外出の際はときどき利用している。
![](https://assets.st-note.com/img/1687316673340-zq15KX0Iwe.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1687315746172-6KjONtgLBm.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1687315746368-cx9beNHo8H.jpg?width=800)
アプリのような、それもトイカメラな外観のデジタルカメラがあったら良いな…と思っていた。
荷物少なめの外出とか、とくに撮影するつもりがないときでも(そんなときに限って良い感じの被写体を見つけるあるある)、ポケットにひとつ放り込んで。
そんなカメラを作ってるよ!という話。
本当によくやってくれたという気持ちでいっぱい。OMG。
撮影結果がなぜ24時間後?という話
フィルム現像のプロセスが無いのにかかわらず時間を置く必要があるのか?というところも、自分は「撮ったことを忘れる、忘れた頃に見返す」ための時間なのだと解釈した。
すぐに撮影結果を確認できないからこその撮影リズムだったり、何を撮ったか忘れてしまったようなフィルムを現像したときの感情もフィルムカメラの良さだと思っていて。
プロジェクトの発案者も同じような考えでデジタルカメラにあえて「枷」をつけたのかなと。
アプリが無くなるとそのカメラはPaperweightになるよね?という話
これはFAQでちらほら見かけたのだけど、それはフィルムが無くなった後のフィルムカメラや修理サポートが終了したデジタルカメラにも言えることで。
発案者は十分サポート体制は整えると言ってくれているし、そもそもそこを心配する人には「not for you」案件なのかなと。
何にでもそういうリスクはあるよね。
あくまでもフィルム撮影の疑似体験なのだけど、「こんなのあったら面白いと思わん?」をここまで行動に移せることに敬意を表して、記事発見から数時間でもう心は決まっていた…!
用意されたカラーバリエーションも、KodakやILFORDを思わせるようでにんまりしてしまった。
(何色にしようか、プロジェクト達成のメールがくるまでしばらく悩もう…)