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通院をどう考えるか

私は摂食障害の治療として精神科に通院しています。
現在の病院に通うようになって現在2年半ほど経ちます。

過去に摂食障害の治療として、いくつかの病院を通院していたこともあります。
過去の病院での治療では摂食障害はよくなりませんでした。

現在は、摂食障害の過食嘔吐の症状も落ち着いています。
過去の通院と今の通院の違いはなにか。

今回はそれを書こうと思います。

過去の通院

過去20年くらい、数件の心療内科、精神科へ通いました。

この20年間、病院に通っている時期が1/3で、残りの2/3の期間は通っていませんでした。

初めて病院に通いだしてから一人暮らし、実家暮らしなど環境が変わり、自ずと転院となりました。

薬の怖さに気づく

過去の通院では良くなることはなく、毎回医師との会話は同じ内容。


摂食障害の治療で通い始めて数年は、薬が処方される治療を受けていました。

状態が変わらなければ薬を増えていきます。
薬を飲んでも気分、体調が悪くなる。
更に、薬の量は増える。

その当時は薬の量が増えたことで悪くなっているということに気づくことができず、言われたとおりに飲んでいました。

薬をやめるきっかけ

通院している中、幼少自体にならっていたピアノを再開しました。

以前習っていた先生のところに通い、その時の自分の抱えている問題も話したりもしました。

そのピアノの先生の知り合いの精神科を紹介してもらい、行ってみることになりました。

結果、その医師と出会い薬から離れることができました。

薬をやめるとどんどん元気になっていき、それまで1日中だるかったり、気分がひどく落ち込む状態が軽減していきました。

薬を飲まなくなったことで、自分の状態に気づくことができました。

変わらず摂食障害の症状はありました。
しかし、薬の影響がなくなったことで失いかけていた生きることへ希望を、また持てるようになりました。

この出会いがなかったら今の私はありません。
ピアノの先生には、今でも心から感謝しています。

薬なしの治療

薬から卒業させてくれた病院では「もうあなたは来なく大丈夫」と言われ、そこの病院での通院は終わりました。

しかし、摂食障害の症状を抱えた状態は変割っていませんでしたので、辛い日々を過ごしていました。

「病院での治療がやはり必要なのかな。」

そう思って新たに病院を探して通いだしてみても、結局症状が良くなることはありませんでした。

そして、10年くらいは摂食障害の治療は全く受けていませんでした。

現在の通院

現在の通院のきっかけは、低体重になってしまったことからでした。

1年半で50kgちょっとあった体重が、36kgになりました。
15kgほど減ってしまって、なにかおかしいのかと思い内科を受診。

内科の検査では異常がなく、過食嘔吐のことを話すと精神科を紹介されました。

そして、現在の精神科での治療がはじまりました。

休職

低体重ということでまずは休職しようと言う話になり、しばらく仕事をお休みすることになりました。

休職してしばらく心が落ち着つきませんでした。

仕事から離れて休みを頂いているのに摂食障害は良くならない。

仕事をしていた時間を建設的に使えていない。

体重が増えるのが怖い

これから生活どうしていこうか

そして、摂食障害で食費が抑えられないことへ不甲斐なさを更に感じるようになりました。

自分を信じる

そんな中でも次第に状況は好転していきました。

あらゆる本を読みました。
そこから多くを学びました。

全てすでに持っている、それに気づいていないだけ。

いつも幸せであり、全て感謝。

そして、自分を信じること。

今まで周りのせいにしていたことをやめ、
自分で自分を幸せにすることを考えました。

そして、それは必ず実現すると信じました。

そう思って焦らず過ごしました。

すると少しずつ気持ちも状況も変わりだしました。

全てが輝き出し、全てが支えて応援してくれているように思える様になりました。

するとそれまで感じていた孤独感がなくなっていき、
「わたしは自分で自分を幸せにできる」ということを気づきました

そして、摂食障害から離れることができました。

治すのは病院ではなく自分

私にとっての病院は、サポーター、道しるべです。

自分の立ち位置の確認、専門家の助言を受ける場所。

以前は病院が直してくれると思っていました。
しかし、精神的な病に限らず、あらゆる病は「治す」という自分の気持ちが重要だということに気づきました。

自分の治そうという気持ちが治癒に影響します。

全ては自分次第

自分の思いが現実化します。

私が幸せだと思っていると、私が幸せだと思える状況が現れます。

逆に嫌だと思っていると、そのような現実が現れます。

それにやっと気づくことができました。

「治るわけない」
そう思って治ることはありません。
気持ちの問題は尚更です。

「必ず治る」
そう思うことで治る方向へ進んでいく。

「自分で治す」
この気持ちが一番大切です。


一人でも多くの人がそのことに気づいて、幸せな人生を歩まれますように。
そう心から願っています。


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