君は僕に似ている
原曲は作詞作曲の梶浦由記先生がご自分で歌っておられるので、これもシンガーソングライターの作品と言える。
この人は身綺麗な感じ。
人の心を建物になぞらえるのなら、
梶浦由記という“建物”は
応接室と私室を完全に分けている印象。
私室には誰も立ち入らせない。
誰にも土足で踏み込まれたくない私的領域と、誰でもご来館下さいの応接室的エリアとでは、まったく別の人物像が出てくる感じ。
こういう話は断定はできないものの
死の願望は無さそう。
ある日とつぜん死を選んでしまいそうな危なっかしさは感じない。代わりに心のなかの領域を清潔に保つことが、ものすごく大切なのでしょう。
歌詞の内容に共感することって、あたしにはあんまり無いのですが、この歌には(愛する彼女を君に見立てて読むと)とてもリアリティーを感じます。
愛する彼女が存在することで
あたしはどうにか生きていられるのは
紛れもない事実ですから。
それで、ずいぶんとハデな歌い方になった。原曲では荘厳な伴奏のなかに紛れ込ませるような、お上品な歌い方だったのに。
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